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仮面浪人をした理由
現役時代に受験勉強を頑張らなかった
仮面浪人をした一番の理由です。
現役時代は、勉強ができないということを言い訳にずっと受験勉強をしてきませんでした。
その結果、適当に進学してしまった自分に嫌気がさしたというのが最大の理由です。
仮面浪人をさせてくれた親には本当に感謝しています。
私のようにならないためにも、受験勉強は後悔のないように頑張りましょう。
違った分野の勉強がしたくなった
現役時代に進学したかった学部は、情報系の学部か社会学系の学部のどちらかでした。
最初に進学した大学では情報系の学部に通っていましたが、在学中に社会学系の勉強に興味が高まってきました。
「情報系の勉強に興味がなくなった」とか「勉強内容についていけなくなった」という理由はなく、ただ純粋に社会学系の勉強に興味を持ちました。
現役時代に受験勉強を頑張らなかったということも重なった結果、「仮面浪人をして社会学系の学部に進学しよう」と考えました。
仮面浪人をしていた時の生活
10月に仮面浪人を決意
仮面浪人をしようと決意し、勉強を開始したのはセンター試験出願締め切り前の10月でした。
それまでは私立大学に通っていましたが、仮面浪人をするにあたっては親から、「金銭的にも国公立に進学するように」と言われました。
10月からセンター対策と2次試験対策を行うという無謀なスケジュールになりました(笑)
勉強はスキマ時間を見つけて
当時、大学までは電車で90分かけて通学していました。
そのため、電車に乗っている間は主に暗記科目系を中心に勉強していました。
一方で国数英の3科目は、平日に大学から帰宅してからと休日に勉強をしました。
また、大学で空きコマがある日は図書館を利用して勉強しました。
仮面浪人をしながらの大学生活も意外と楽しかった
仮面浪人をしている、しようとしている人の中には、仮面浪人は辛いと感じている人もいるでしょう。
たしかに、仮面浪人は在学している大学の単位も取りながら受験勉強をするという点で、精神的に参ってくると思います。
しかし、私は仮面浪人をしていた大学での授業もそれなりに面白いと感じていましたし、大学の友人の理解もあったため、気楽に仮面浪人をすることができました。
仮面浪人に失敗したときのリスクもありますが、私の場合は「失敗したら失敗したで今いる大学の勉強をちゃんとやろう!」と思っていました。
仮面浪人という状況自体は辛いと思いますが、仮面浪人をしている大学での大学生活も楽しむことができれば、それはそれでよかったと感じることができるでしょう。
仮面浪人をする際の注意点
単位はとっておこう
仮面浪人に失敗したときのリスクも考えて、最低限卒業に必要な単位は取得しておきましょう。(特に必修科目)
仮面浪人に失敗し、来年度に落とした必修科目の再履修となると、それはとても悲惨な状態になります。
また、在学中の大学で単位をしっかりとっておくと、仮面浪人に成功して進学した大学でもいいことがあります。
それは、仮面浪人をしていた大学で取得した単位の一部が、進学先の大学でそれに相当する科目の単位に認定されるということです。
単位が認定されると、進学先でその科目を受講する必要がなくなります。
特に語学系の必修科目や大学入門ゼミの単位は、進学先の大学で認定されることが多いので落とさないようにしましょう。
親の同意を得てから仮面浪人をしよう
インターネットでたまに見かけますが、合格発表が終わってから親に仮面浪人をしていたことを打ち明けたという人や、受験シーズン直前に親に相談したという人の例がありました。
仮面浪人の結果に関わらず、親に反対されてはすべてが水の泡になってしまいます。
そのようにならないためにも、仮面浪人をする場合はしっかり親と相談をしましょう。
友達にも伝えておいたほうがよい
仮面浪人をしていることを友達に伝えるかについては意見が分かれますが、私は伝えることをお勧めします。
その理由を以下のメリットから説明します。
仮面浪人をすることを正直に友達に伝え、ちゃんと理解を得ることができれば、
仮面浪人を正直に伝えることで、友達との付き合い方もいい意味で割り切ることができると思います。
仮面浪人をしていることを伝えずに、一人でコソコソと仮面浪人をしていると、友達からしてみれば意味も分からず人づきあいが悪くなったと思われる可能性もあります。
それならば、仮面浪人を正直に伝え、「勉強したいときは勉強する、息抜きをしたいときは友達と遊ぶ」といったように、いい意味で友達とは割り切って付き合うほうがよいでしょう。
たまに友達にご飯を奢るなど、感謝の気持ちを表すことも大切です。
さいごに
以上が私の仮面浪人の体験談とアドバイスになります。
最後に、仮面浪人をしようか迷っているという方は、ぜひ仮面浪人をするべきだと私は考えています。
たしかに、仮面浪人にはリスクが伴います。
しかし、仮面浪人をせずモヤモヤとした気分で4年間の大学生活を過ごすより、1度だけ本気で仮面浪人をして合否を受けたほうが、スッキリすると思います。