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PCはMac、スマホはAndroidを使っていると不便なのが、ファイル転送。
Macはデフォルトの状態では、そもそもAndroid端末をUSB接続しても認識してくれません。
MacとAndroid間のUSB接続を可能にするために「Android File Transfer」というソフトをMacにインストールしましたが、画像ファイルがサムネ表示されなかったりと使い勝手があまり良くない・・・
そこで今回は、MacとAndroid間のファイル転送をケーブルレスに、そして使い勝手も抜群なソフト「AirDroid」を紹介します!
MacとAndroid間のファイル転送を楽にしてくれるソフト「AirDroid」
AirDroidとは?
AirDroidはPCとスマホ・タブレットにインストールして、ファイル・ストレージの管理やリモート接続機能を提供してくれるソフトです。
もう少しわかりやすく、AirDroidの機能を見ていきましょう!
- PCとスマホ間のファイル転送
- スマホ画面をPCへ共有
- スマホを探す
- PCからスマホのカメラ操作
AirDroidをPCとスマホにインストールし、ネットワークを介してペアリングすることで、上記の機能が利用できるようになります。
個人的にはファイル転送以外の機能は、滅多に使う機会がなさそうです。
本題の通り、今回はファイル転送について紹介します!
無料版と有料版の違い
AirDroidには無料プランと有料プランの2つがあり、リモート接続時に転送できるファイルサイズに上限差があります。
無料プラン | 有料プラン | |
---|---|---|
ローカル接続時のファイルサイズ制限 | なし | なし |
リモート接続時のファイルサイズ制限 | 30MB(1ヶ月合計200MB) | なし |
ローカル接続時には、無料プランと有料プランのどちらもファイルサイズに制限がありません。
一方リモート接続時は、無料プランの場合、1回のファイル転送あたり30MBまで、1ヶ月合計200MBまでのファイルサイズの上限があります。
ローカル接続:自宅のwifiのように、PCとスマホ・タブレットが同じネットワークにつながっている状態
リモート接続:会社のwifiにつながっているPCに、自宅のwifiからつなげるような状態
ファイル転送以外の機能にも無料プランと有料プランで違いがありますが、ファイル転送以外の機能はほとんど使う機会もないでしょうし、本題から逸れるので割愛します。
ローカル接続でファイル転送するなら無料版で十分
ここまで見てきたように、ローカル接続でファイル転送を利用する場合、無料版と有料版で違いはありません。
自宅のwifiやモバイルルーターのネットワーク内で、スマホで撮影した写真や動画、音楽やドキュメントなどをPCに転送したいといった用途であれば無料版で十分です!
AirDroidのインストール・事前準備
AirDroidでファイル転送の機能を利用するには、PCとスマホ・タブレットにAirDroidのアプリをインストールする必要があります。
Macへのインストール
はじめに、AirDroid公式サイトからMac用のAirDroidをダウンロードしましょう。

リンク先の公式サイトを少しスクロールすると、上のような画面が表示されます。Mac OS Xのところをクリックすると、ダウンロードが開始されます。

ダウンロードしたファイルを実行し、AirDroidをインストールしましょう。

AirDroidを起動すると、上のような画面が表示されます。初めて利用する場合は会員登録が求められます。会員登録には任意のメールアドレスが必要になりますので、適当なメールアドレスとパスワードを設定しましょう。

会員登録が完了し、サインインすると上のような感じの画面になると思います。このようになればPC側は準備完了!
Androidへのインストール
PC側の準備が完了したら、次はAndroid端末へAirDroidアプリをインストールしましょう。

Google Playで「AirDroid」と検索し、インストール。

インストールが完了したら起動。初回起動時は上のような画面が表示されます。

PCへのインストールの際に作成したアカウント情報を入力して、サインインしましょう。場合によってはメールアドレス認証が求められることもあるみたいです。

サインインが完了すると、上のような画面が表示され権限の許可が求められます。
連絡先へのアクセスや位置情報へのアクセスなどが求められますが、ファイル転送を行うだけであれば、上のようにストレージへのアクセスのみを許可すればOK!

権限の許可が終わると、「バッテリー最適化を無視しますか?」という確認が求められますが、私は「許可しない」を選択しました。
「許可」を選択すると、AirDroidアプリがバックグラウンドのときもファイル転送が行えるようになるみたいですが、私のスマホでは「許可しない」でもバックグラウンドでファイル転送ができてしまいました。

サインインが完了すると、自動的にPCとのペアリングがされます。上の画面のように、自分の利用しているMacが表示されていれば準備完了です!
ファイル転送のやり方
ここまできたら後は簡単です!普段Macで利用しているFinderのように、直感的にファイル転送ができます!
ファイル転送を利用する場合、MacとAndroidの両方でAirdroidを起動してから、以下の手順を行ってください!
MacからAndroidへファイル転送する場合

MacからAndroid端末へファイルを転送する場合、まずはじめに①のフォルダのアイコンをクリックします。
すると、上の画像のようにAndroid端末のストレージの中身が表示されるので、複数のAndroid端末をAirDroidに登録している場合は②のように、転送先したい端末と一致しているか確認しましょう。
②の確認が終わったら、③Macにある転送したいファイルを、AirDroidで表示されている端末ストレージの任意のフォルダにドラッグ&ドロップするだけ!
あとは、転送が完了するのを待てばOK!
AndroidからMacへファイル転送する場合

AndroidからMacへファイル転送する場合は、さきほど解説した手順を反対にして行うだけです!
Android端末にある転送したいファイルを選択したら、Finderで開いているMacの任意のフォルダにドラッグ&ドロップで簡単に転送ができます!
まとめ・感想
AirDroidを利用することで、これまで本当に手間だった、スマホで撮影した写真をUSBで接続してPCに取り込むという作業から開放されました!
使い方も非常に簡単で、ペアリングができてしまえばあとはFinderやエクスプローラーを利用している感覚で利用できてしまうというのが本当にありがたい。
MacのPCとAndroidの端末を利用しているユーザーは、特にインストールしておくべきソフトです!
ちなみに、AirDroidはWindows PCでも利用可能です。皆さんも、ケーブルレス接続の便利さを体感してみてください!