※この記事にはプロモーションを含みます。
- 福井駅をスタートし、永平寺・東尋坊を巡るサイクリングコースの紹介
- コース沿いの観光スポット
- 旅程・実際に走行してきた様子
- 福井へのお得なアクセス方法
この記事では、福井駅をスタートしに福井の２大観光スポット「永平寺・東尋坊」を巡るサイクリングコースの紹介、そして実際に走行してきた様子を紹介しています。
- 福井へ輪行で旅行を計画中の人
- 福井のサイクリングコースを探している人
におすすめな情報が満載です。
特に、福井へ旅行で訪れようとしている方に知ってもらいたい福井へのお得なアクセス方法を紹介していますので、ぜひご覧いただけたらと思います。
【全国版】ミニベロ・おりたたみ自転車で走りたいおすすめサイクリングコース一覧
コース概要
| スタート：ゴール | 福井駅：三国駅 |
| コース全長 | 63km |
| 獲得標高 | 345m |
| 走行時間 | 3時間47分 |
| 所要時間 | 8時間30分 |
スタート地点は福井駅。そこから福井県を代表する観光スポット「永平寺」・「東尋坊」を訪れ、東尋坊近くの三国駅がゴールとなるルートです。
コース全長は63km、獲得標高は345mです。
スタートからゴールまでの走行時間は3時間47分。走行時間に加え、観光・食事に費やした時間などを含めた所要時間は8時間30分でした。
レビュー
おすすめ度は4.5
ルート全体を通して路面の状態は良く凹凸が少ないです。
交通量に関して、永平寺から東尋坊へ移動するときに経由する県道9号の交通量が少し多めかな？といった具合です。一方、永平寺周辺や東尋坊周辺の交通量は少なかったです（観光地なので時期・時間帯によって大きく変わると思います）。
また、全体的に道路幅が広く自転車でも安心して走行できました
コース途中にある永平寺口駅から永平寺まで、約7kmで150mほど登る区間があります。しかし、最大勾配率が5〜10%の比較的緩やかな上り坂ですので初級者でも登れると思います。
一方、永平寺からゴールの三国駅までは基本的には下り坂になっています。
永平寺・東尋坊を巡ることができるうえ、道中には九頭竜川や丸岡城、福井のご当地グルメの「ソースカツ丼」がいただける店があったりと、立ち寄りたいスポットがたくさんあるのでおすすめです。
ルート沿いの観光スポット・名物グルメ
今回紹介したルート沿いにある観光スポット、食べておきたい名物グルメを、福井駅からスタートして実際に訪れる順番に紹介していきます。
永平寺
永平寺は福井県永平寺町にある曹洞宗の本山。
筆者も実際に訪れましたが、とても荘厳な雰囲気を感じました。
ヨーロッパ軒のソースカツ丼
永平寺を訪れた後、ランチに福井名物「ソースカツ丼」を食べるのはいかがでしょうか？
「ヨーロッパ軒」は福井のローカル飲食チェーン店で、ソースカツ丼で有名なお店です。
こぶし大のサイズのカツをソースにつけていただきます。
「ヨーロッパ軒 丸岡分店」は、今回紹介したルートからすぐの場所にあるのでお勧めです。
丸岡城
丸岡城は現存12天守の一つで、北陸唯一の現存天守です。
東尋坊
今回のサイクリングの目的地の一つ、東尋坊。
柵やガードなどは基本的に設けられていないため、本当に岩場の端っこギリギリに立つこともできます。
日本海に沈む夕日を見ることができるので、日没の時間帯に合わせてゴールするのがおすすめです。
旅程・実際に走行した様子
今回の実際の旅程はこんな感じになりました。
| 福井駅スタート | 11：00 |
| 永平寺口駅到着 | 12：00 |
| 永平寺到着～観光終了 | 12：40～14：00 |
| 丸岡城到着 | 15：30 |
| あわら湯のまち駅到着 | 16：30 |
| 東尋坊到着～観光終了 | 17：30～19：20 |
| 三国駅ゴール | 19：40 |
ここからは実際に走行してきた様子を紹介します。
福井駅〜永平寺口駅まで
11：00、福井駅をスタート。
福井は恐竜のまちということで、駅前には巨大な恐竜のモニュメントがあります。ちなみにこの恐竜、30分ごとに動いて鳴き声を上げます。
まずはここから永平寺観光の入り口である永平寺口駅を目指します。
福井駅東口に面した道路を進み、県道128号、県道164号を経由して東へと進んでいきます。
九頭竜川近くまでやってきました。ここからいったん対岸へと渡ります。
九頭竜川を遡上するように東へ進み、再び橋を渡って対岸へ。
橋からは九頭竜川を眺めることができます。
永平寺口駅へと向かいます。
永平寺口駅
12：00、永平寺口駅に到着です。永平寺口駅はえちぜん鉄道勝山永平寺線の駅で、福井駅から輪行でここまでやってくることも可能です。
ちょうど列車がやってきました。
永平寺口駅～永平寺まで
永平寺口駅をあとにし永平寺を目指します。永平寺口駅から永平寺までは約7kmで150ｍほど登ります。
この日は初夏の時期、長ズボンをはいてサイクリングしていたので暑かったです。
永平寺
12：40、永平寺に到着。訪れたときは新緑の時期で、境内はとっても鮮やかな緑のコントラストが印象的でした。
入場料（¥500）を支払ってお寺の建物の中に入ってみました。
お寺の中庭の写真です。どの角度から見ても絵になるような景色でした。
厳かな雰囲気と景色が最高で、1時間以上も永平寺に滞在してしまいました。
永平寺〜丸岡城・芦原温泉
永平寺の次は一気に日本海の東尋坊を目指して進みます。ここからはずっと下り坂が続くので体力的には楽です。
まずは、来た道を引き返し永平寺口駅まで戻ります。
九頭竜川を渡り県道17号を走行。坂井市に入りました。予想よりも交通量が少なく、田んぼの中を走行する感じはとても気持ちよかったです。
この日はマラソンイベントが開催されているらしく、ランナーの姿を見かけました。
15：30、丸岡城に到着。丸岡城の天守は現存12天守の一つであり、これは北陸唯一なんだそう。入場料は¥450。私は先を急ぐため天守にはいきませんでした。
ちなみにここ丸岡は坂井市の中心市街地でもあり、時間によってはお昼ご飯を食べるにもちょうど良さそうな場所です。
丸岡をあとにし、県道9号を経由してあわら市へと向かいます。
建設中の北陸新幹線の高架下を通過。今回のルートで一番交通量が多かったのはこの県道9号でした。
16：30、あわら湯のまち駅に到着。こちらはえちぜん鉄道三国芦原線の駅で、福井県を代表する温泉地のあわら温泉の最寄り駅です。
芦原温泉〜東尋坊
16：45、あわら湯のまち駅を出発。ここから東尋坊までは8kmほど。なんとか日没前には到着できそうです。
えちぜん鉄道の線路沿いをひたすら走行します。
東尋坊手前の坂道を登る。ここが意外とキツかったです笑
17：30、東尋坊に到着。
先ほど県道９号で見かけたランナーの皆さんもここ東尋坊を目指して走っていたみたいです。
東尋坊
急いだ甲斐あり、日没前に十分間に合うように東尋坊に到着できました。
東尋坊に特徴的なこの石柱が集まってできたような地形、柱状節理（ちゅうじょうせつり）というみたいです。
日没が近づいてきました。この日はとても天気が良く、水平線に沈む太陽の姿がはっきりと見えました。
日没後にチャリとともに撮った1枚。
三国駅でゴール
東尋坊を見学した後は、最寄駅の三国駅まで走行。19：40、今回のゴール三国駅に到着。
この後、輪行で福井駅まで行きました。
首都圏・関西から福井までのアクセス・お得なプラン
次に、首都圏・関西から福井までのお得でおすすめなアクセス方法を紹介します。
首都圏発→福井
首都圏から福井へは次の２つのアクセス方法があります。
- 東京駅→（東海道新幹線）→名古屋駅or米原駅→（特急しらさぎ）→福井駅
（往復運賃：￥28000 所要時間：3時間20分） - 東京駅→（北陸新幹線）→金沢駅→（北陸本線）→福井駅
（往復運賃：￥32000 所要時間：3時間30分）
基本的には前者の東京駅から東海道新幹線を経由してアクセスする方が、早く着きますし安いのでおすすめです。
ちなみに首都圏発の場合、今回の旅程を日帰りで実現するのはハードスケジュール
福井で１泊するのが現実的なプランです。
そこで次に紹介する「宿泊セットプラン」を利用することで、お得に移動と宿泊が実現できます。
「首都圏〜福井駅」の往復と福井での宿泊ですが、JTBや日本旅行の「宿泊セットプラン」を利用することで、きっぷと宿泊をバラバラに予約した時よりも安く抑えることができお得です。
きっぷと宿泊をバラバラに予約した場合と、セットで予約した場合の総費用を比較すると以下のような感じ
¥28000（「東京〜福井」往復：全区間自由席）＋ ¥5000（1泊分の宿泊費）
＝ ¥33000
宿泊費を¥5000とした場合、バラバラに予約すると¥33000になります。
¥28000〜（「東京〜福井」往復：全区間指定席、指定宿泊施設で1泊）
一方、セットで予約した場合、安い宿泊施設を指定すればなんと¥28000〜利用可能。
さらに、乗車する列車は指定席となりますので確実に座れますし、荷物置き場のある座席を指定することもできます！
普通に往復きっぷを買う価格で、「往復＋１泊」できてしまうので要チェックです。
関西発→福井
関西から福井へは「特急サンダーバード」で乗り換えなしでアクセスできます。
- 大阪駅→福井駅（特急サンダーバード）
（往復運賃：￥11000 所要時間：2時間）
関西発の場合、今回の旅程は日帰りで再現可能です。
日帰りで行く場合、日本旅行の「往復限定プラン」を利用することで、「大阪〜福井」が最安¥9100で往復可能です。
- 「大阪〜福井」往復が¥9100（普通に買うより¥2000お得）
- 出発駅は「姫路、西明石、神戸、三ノ宮、大阪、新大阪、高槻、京都」から選択可能
- 指定席だから荷物置き場のある座席も予約可
1番のメリットは価格の安さ。駅で普通に往復きっぷを買うよりも2000円ほど安く購入できます。
また、出発駅を選択可能で京都駅から出発の場合、なんと¥7900で福井まで往復できます。
座席指定制のため、車両の一番前や後ろの荷物置きスペースを予約することで、自転車置き場としても利用可能です。
ただ注意点として、
- 予約は出発の４日前正午まで
- 予約後の変更は不可
といったことに注意してください。
福井で一泊しようと考えている方にもお得なプランがあります。
JTBや日本旅行の「宿泊セットプラン」を利用することで、きっぷと宿泊をバラバラに予約した時と比べ、¥2000から¥3000ほど安く抑えることができます。
きっぷと宿泊をバラバラに予約した場合と、セットで予約した場合の総費用を比較すると以下のような感じ
¥11000（「大阪〜福井」往復：自由席）＋ ¥5000（1泊分の宿泊費）
＝ ¥16000
宿泊費を¥5000とした場合、バラバラに予約すると¥16000になります。
¥14000〜（「大阪〜福井」往復：指定席、指定宿泊施設で1泊）
一方、セットで予約した場合、安い宿泊施設を指定すれば¥14000〜利用可能です。
さらに、乗車する列車は指定席となりますので確実に座れますし、荷物置き場のある座席を指定することもできます！
このように、福井で１泊する予定の方にもおすすめなのが宿泊セットプランです。
福井にある温泉地・宿泊施設は？
芦原温泉
芦原温泉はあわら市にある温泉街。
今回紹介したルートの経由地の一つになっており、東尋坊からも近く自転車でのアクセスは抜群です。
また、「あわら湯のまち駅」から乗り換えなしで福井駅まで行けるので便利です。
福井駅周辺
福井駅周辺は安宿・ビジネスホテル、高級ホテルと様々な価格帯の宿泊施設があります。
今回紹介したルートのゴール地点である三国駅から電車一本で福井駅まで戻ってくることが可能なため、こちらもアクセスが良いです。
さいごに
いかがでしたでしょうか？
今回は福井駅をスタートし、永平寺・東尋坊を巡るサイクリングコースの紹介をしました。
コース沿いにはおすすめグルメや観光スポットもあり、好みに合わせて今回紹介したルートをアレンジしてみるのも良いかもしれません。
以下のページでは、おりたたみ自転車で走りたい全国のサイクリングコースを紹介中！
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