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【大公開】おりたたみ自転車で北海道を500km走ってきたのでコース・費用・持ち物・アドバイスを紹介

※この記事にはプロモーションを含みます。

この記事は、折りたたみ自転車で北海道サイクリングを検討している方に向けた記事になります。

  • 折りたたみ自転車でも走りやすい北海道のサイクリングコース
  • 北海道サイクリングに必要な費用・持ち物

以上のようなことを知りたいという方へ向けて、

主に以下のような内容をまとめています。

  • 実際に走行したコース・宿泊施設等の情報
  • 旅に持って行った持ち物・かかった費用
  • 北海道でサイクリングするにあたって知っておきたいコト
ま

それではさっそく行ってみましょう。

コース概要

まずは実際に走行したコースを紹介

GPXファイルをダウンロード(Googleドライブ)

コース全長540km(うち30kmはバス輪行
獲得標高2112m
走行日数6日(うち1日は雨のため休養日
スタート地点網走駅(北海道網走市)
ゴール留萌駅(北海道留萌市)

網走駅をスタートし、オホーツク海沿いを北上。宗谷岬を経由して日本海側へと南下し留萌駅でゴールというルートです。

コース全長は540km獲得標高は2112m。激坂はほとんどなく、折りたたみ自転車でも十分走行可能なルートでした。

ま

スタートからゴールまでにかかった日数は6日で、うち1日は雨のため休養日としました。

サイクリング中の様子

次に1日ごとの走行距離や獲得標高についてまとめてみました。

日にち走行距離獲得標高
8/20:1日目(網走→紋別)117km599m
8/21:2日目(紋別→浜頓別)102km(+30kmをバス輪行)517m
8/22:3日目(浜頓別→稚内)95km245m
8/23(休養日)雨のため稚内で休養
8/24:4日目(稚内→遠別)96km193m
8/25:5日目(遠別→留萌)98km558m

初日と2日目の走行距離は100kmオーバー。それ以降は100km手前を目処に走行。

ま

次に1日ごとのハイライトを紹介します!

1日目:網走からサロマ湖を経由し紋別へ

コース網走駅〜紋別市
走行距離117km
獲得標高599m
走行時間7h27m
宿泊施設民宿さくらハウス別館

網走駅をスタートし、オホーツク自転車道を走行しながらサロマ湖へ。沿道には廃線跡の遺構が残っていて、見どころがたくさんありました。

2日目:紋別から浜頓別へ、途中バス輪行あり

コース紋別市〜浜頓別町
走行距離102km
獲得標高517m
走行時間6h21m
宿泊施設民宿雄飛(01634-2-0177)

宿の予約がなかなか取れず、130km先の浜頓別町の宿まで走行することとなった2日目

最後はバス輪行となってしまいましたが、常にオホーツク海を眺めながらのサイクリングは最高でした。

3日目:浜頓別から宗谷岬を経由し稚内へ

コース浜頓別町〜稚内市
走行距離95km
獲得標高245m
走行時間5h25m
宿泊施設The Stay WAKKANAI

クッチャロ湖や約20kmの真っ直ぐな直線道路が続く「エサヌカ線」、そして宗谷岬と、北海道らしい景色を満喫しながら走れました。

4日目:稚内からオトンルイ風力発電所を経て遠別長へ

コース稚内市〜遠別町
走行距離96km
獲得標高193m
走行時間5h40m
宿泊施設ふじや旅館(01632-7-2307)

稚内を出発し日本海側を南下。サロベツ原野と呼ばれる広大な草原の中を自転車で走り遠別町へと向かいました。

5日目:遠別から留萌へゴール

コース遠別町〜留萌駅
走行距離98km
獲得標高558m
走行時間5h59m

最終日。これまでの4日間のコースと比べると見どころには欠けましたが、無事ゴールできた時の達成感がハンパなかったです。

使用した自転車・持ち物

今回サイクリングに使用した自転車は、20インチ折りたたみ自転車の「ルノー プラチナマッハ8」。

上の写真の様にパッキングをし、荷物のほとんどはフロントバッグとパニアバッグの中へしまっておきました。

バックパックの中身は貴重品と振動に弱い電子機器類をしまう程度にし、なるべく肩への負担をなくす様にしました。

実際に持って行った荷物はこちらで紹介しています 【自転車旅】おりたたみ自転車でロングライド!必要な持ち物を全て紹介! 荷物の積み方・収納方法はこちら 【経験者談】おりたたみ自転車で自転車旅!荷物の積み方を徹底解説!

走破するまでにかかった費用

この旅にかかった総費用は¥89587でした。簡単な内訳は以下のとおり。

費用
サイクリング中にかかった費用(※1¥35016
自宅と北海道の往復にかかった費用(※2¥54571
総費用¥89587

※1:網走駅をスタートしてから留萌駅にゴールするまでにかかった費用(休養日を含む)

※2:自宅からスタート地点の網走駅とゴール地点の留萌駅から自宅に帰るまでにかかった費用

ま

可能な限りカード・QR決済を使用してお金を払っていたので、費用の見落としはほとんどないはずです。

次にそれぞれの費用の詳しい内訳を紹介します。

サイクリング中にかかった費用

スタートからゴールまでにかかった費用の内訳は以下な感じになりました。

宿泊費¥4500×5泊 = ¥22500
食費¥6749
飲料・補給食費など¥4457
お土産・入館料など¥580
バス輪行費用¥730
合計¥35016

宿泊費」ははっきりとは覚えていませんが、泊まった全ての宿で1泊4000円台だったので¥4500×5泊として計算しました。

食費」は主に夕食費で、セイコーマートやスーパーマーケットで1日あたり1000円ほど使っていました。

「飲料・補給食費など」はサイクリング中の飲料に加え、朝食・昼食として食べた食費を計上しています。

ま

雨天による休養日の費用も含まれているので、最短でいけばもう少し安く済んだかも?

自宅と北海道までの往復にかかった費用

続いて、「自宅からスタート地点までに行くのにかかった費用」と「ゴール地点から自宅へ帰るのにかかった費用」の内訳は以下のような感じ

宿泊費¥15566
食費¥3685
移動費¥35320
合計¥54571
ま

自宅からスタート地点の網走駅まで3泊、ゴールの留萌駅から自宅までは2泊の計5泊

宿泊費は安宿やネットカフェなどを利用し、1泊あたり3000円ほどで済ませました。食費も極力抑えるため、スーパーマーケット等を利用。

移動費は「青春18きっぷ」などのフリーきっぷをうまく使用して、北海道と自宅の往復を行いました。

北海道でロングライドする方に向けたアドバイス

ここからは実際にやってみて気づいた、北海道でロングライドを計画している人へのアドバイスを紹介。

アドバイス
  • 宿の予約は早めに済ませておこう
  • 万が一の場合の移動手段を事前に頭に入れておこう
  • 荷物はスタート地点最寄りの郵便局で受け取ろう

これらを順に解説していきます。

宿の予約は早めに済ませておこう

ま

北海道の小さな町(人口5万人未満くらいの町)に宿泊予定の場合、どんなに遅くても宿泊日の2日前までには宿の予約をしておくのを強くおすすめします。

というのも、北海道の小さな町の場合、宿泊施設が町内に2.3軒ととても少ないうえ、夏場は工事関係者などが長期宿泊するために空室がほとんどなくなってしまうからです。

失敗談

2日目の行程ですが、宿泊日前日に宿泊予約しようと思っても満室で断られてしまい、130km先の浜頓別町まで行かなければ宿がないという状況になりました…

万が一の場合の移動手段を事前に確認

自走不能になった」・「宿のチェックイン時刻に間に合いそうにない」といった場合に備え、事前にバスや鉄道などの時刻表を確認しておきましょう。

北海道は内地とは違って、1つ1つの町の間隔が20km・30km離れており、途中民家やコンビニ等が一切無いといったことがザラにあります

このような場所で「自走不能になった」・「宿のチェックインに間に合わない」となるととても絶望的ですので、特に目的地へと至る交通手段の終電・最終便の確認をしておきましょう。

体験談

これまた2日目のことですが、「宿のチェックイン時刻までに到着しそうにない」といった状況になりました。

しかし、事前に調べておいた最終便のバスを利用して目的地へ輪行することができました

荷物の一部をスタート地点最寄りの郵便局で受け取る

郵便局留め」を使用し、サイクリング中にしか使用しないものなどはスタート地点最寄の郵便局で受け取るのがおすすめです。

郵便局留めとは?

事前に発送した荷物を任意の郵便局の窓口で受け取れるサービス

  • 郵便局に荷物が到着後、10日以内に荷物を受け取る必要がある(身分証明書を提示する必要あり)
  • 受取可能な郵便局・休日の受取可能時間に制限がある

以上の点に気をつけて利用しましょう。
詳しくは日本郵便のページにて。

体験談

実際に私もスタート地点の網走駅に到着後、網走郵便局でフロントバッグなどの荷物を受け取ってからスタートしました。

↑のように荷物を紙袋に梱包して発送することで、受取後にかさばることがなくなります。

さいごに

おりたたみ自転車で北海道を走行して感じたことをもとに、情報をまとめてみました。

ま

参考にしていただけると幸いです!

自転車旅をする際にほぼ必須となる「輪行」のやり方は以下のページで紹介しています。よろしかったらご覧ください!

【必見】折りたたみ自転車での輪行のやり方を紹介!

以下のページでは、おりたたみ自転車で走行した日本全国のサイクリングコースを紹介中!

【全国版】ミニベロ・おりたたみ自転車で走りたいおすすめサイクリングコース一覧

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