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この記事では、倉敷市〜福山市の海沿いを走行するサイクリングコースを紹介します。
実際に筆者が20インチ折りたたみ自転車で走行してきました!
今回紹介するルートの特徴は以下の通りです。
・首都圏・関西から日帰りで決行可能
・瀬戸内海を常に見ながらのサイクリング
・走行距離55km、獲得標高220mと走りやすい
気になった方は、ぜひ読んでください!
サイクリングコース概要
コース | 三菱自工前駅(倉敷市)〜福山駅 |
走行距離 | 55km |
獲得標高 | 220m |
走行時間 | 3h04m |
走行した自転車 | ルノー プラチナマッハ8 |
スタート地点は、倉敷市の三菱自工前駅です。
三菱自工前駅は、JR倉敷駅から伸びる私鉄の水島臨海鉄道線の終着駅。
そこから、瀬戸内海沿いをひたすら西へ進み、浅口市・笠岡市を経由し広島県福山市の福山駅をゴールとするルートです。
体力的なキツさ
気軽に走れます
コース全長は55kmに対し獲得標高が200mと、全体的に平坦なコースとなっています。
貧脚な筆者ですが、一度も足つき・押し歩きなどすること無く走破できました。
ミニベロ初心者〜中級者におすすめのコースです。
路面の状態・交通量などの走りやすさ
三菱自工前駅周辺 | 路面:若干の凹凸あり 交通量:休日は少なめ |
倉敷みなと大橋 〜 道の駅笠岡ベイファーム | 路面:とても走りやすい 交通量:少ない |
福山市内 | 交通量:多い 路面:凹凸がおおい |
今回紹介するルートの、各区間の路面の状態と交通量は上の表の通り。
三菱自工前駅周辺は工業地帯となっているため、大型トラックによる轍・凹凸がたまに見られました。
倉敷みなと大橋〜道の駅笠岡ベイファームの区間は、交通量が少なくとても走りやすいです。
景色もいい区間です。
さらに、路面の凹凸も少なく安心して走れます。
福山市内は交通量が多く、路面の状態もあまり良くない場所が若干有りました。
そのため福山市内を走行する際は、歩道を走るのをおすすめします。
自転車の装備
- 自転車:ルノー プラチナマッハ8
- ペダル:三ヶ島イージースーペリア
- リアキャリア:GIZA ミニベロ用リアキャリア
- 輪行袋:ちび輪バッグ
- チェーンロック:ABUSチェーンロック110cm
今回サイクリングに使用した自転車、装備は以上の通りです。
サイクリング中の様子
三菱自工前駅へ輪行
土曜日の08:45に倉敷駅に到着。
今回も大阪から格安切符を利用してやってきました。
倉敷駅からスタート地点の三菱自工前駅へは、水島臨海鉄道に乗り換える必要があります。
JR倉敷駅のすぐ隣に、水島臨海鉄道の「倉敷市駅」があります。
倉敷市駅から三菱自工前駅までの運賃は、大人350円です。
なお、水島臨海鉄道ではSuicaなどのICカードは利用できません。
本数は1時間あたり2本ほどで、始発の倉敷市駅では座席が全て埋まるくらいの混雑でした。
自転車は輪行袋に収納し、運転席後ろにチェーンロックで固定しておいておきました。
【09:30】三菱自工前駅をスタート
09:30、三菱自工前駅からスタートです。
駅名の通り、三菱自動車の関連工場が多数立地しており、大型車も通行可能な道路が敷かれています。
水島臨海鉄道の車両たちをパチリ
【10:00】倉敷みなと大橋
午前10時、高梁川の河口にかかる「倉敷みなと大橋」を通ります。
倉敷みなと大橋は、高梁川河口にかかる全長2.5kmの橋で、海と川を眺めながらのサイクリングが楽しめます。
自転車走行可の歩道も整備されており、自分のペースで走ることができました。
橋を渡って、さらに先へと進みます。
倉敷みなと大橋を渡ってしばらく走行し、補給食を買いにふらっと立ち寄ったのが「二軒屋商店」
どうやら倉敷では有名な激安店で、TVの全国放送でも紹介されたらしく激混みでした。
惣菜やお弁当が安くてうまいみたいです。
ここからは本格的に海沿いを走行します。
【11:40】沙美海岸
11:40、沙美海岸にやってきました。
沙美海岸は、瀬戸内海国立公園および日本の渚百選に指定されているビーチらしく、遊泳客で賑わっていました。
しばらくベンチに座りながらのんびりと過ごします。
沙美海岸には40分ほど滞在していました。
沙美海岸を離れてしばらく走り、浅口市寄島町の内海展望台に到着。
道路沿いにちょこんとあって観光スポット感は少ないですが、景色はまあまあ良かったです。
ネコもいました。
【12:50】海辺のカフェ日だまり
12:50、昼食を食べに「海辺のカフェ 日だまり」にやってきました。
メニュー表を見ての通り、こちらのお店は釜めしメインのカフェです。
牡蠣が採れる冬期は、ここ寄島町で採れた牡蠣を使った「かき釜めし」がいただけるそうです。
残念ながら冬期ではないため、筆者は「とり海鮮釜めし」にしました。
ボリュームもあり、味もとても美味しくて満足でした。
【14:00】三ツ山公園
昼食を食べたあとは、三ツ山を見にやってきました。
三ツ山は上の写真の3つの大岩のことです。
三ツ山周辺は「三ツ山公園」としてスポーツ施設やビーチなどが点在しています。
上の写真は三ツ山公園内にある「寄島干拓地のアッケシソウ自生地」です。
秋になると、柵内には「アッケシソウ」という花が咲き乱れ、辺り一帯が真っ赤に染まるらしいです。
三ツ山公園をあとにします。
しばらく走ると、日本では珍しいランドアバウトに遭遇。
ぐるっと半周して、笠岡方面へと抜けます。
【14:30】瀬戸の古猫庫
三ツ山を見たあとは少し自転車を走らせ、瀬戸内海が一望できる古民家カフェ「瀬戸の古猫庫(こねこ)」にやってきました。
瀬戸の古猫庫はただのカフェではなく、招き猫の工房・展示を行っているお店です。
- 日本全国の貴重な招き猫の展示
- 招き猫の作成
- 古民家カフェ
展示・作成されている招き猫は、機械などを使わない手作りのもので、展示されている招き猫の数は1000体以上。
そして、お店の2階はカフェスペースとなっており、窓際の席からは瀬戸内海を一望できます。
木のぬくもりを活かした内装と、穏やかな瀬戸内海の風景がマッチしていて、居心地の良さは抜群。
招き猫職人のお父さんと、その息子さんが経営するお店で、とても温かい方でした。
カフェをあとにし、次なる場所へ。
【16:00】道の駅笠岡ベイファーム
16時、道の駅笠岡ベイファームに到着。
夏は一面のひまわり畑が楽しめる道の駅なんですが、シーズン外のためクラフトビールを購入
道の駅を出たあとは、福山駅を目指してひたすら走行。
途中、岡山県と広島県の県境を通りましたが、県境らしさがあまり有りませんでした。
福山市の南西一帯は、JFEスチールの工業地帯となっており、路面があまり良くなかったです。
福山市の市街地は交通量が多かったので歩道を走行
【17:20】福山駅でゴール
17:20、福山駅でゴール。
筆者はそこから在来線と新幹線を利用して自宅へと帰りました。
この自転車旅の費用は?
移動費①(新大阪〜岡山往復) | 7,400円 |
移動費②(岡山〜三菱自工前&福山〜岡山) | 1,670円 |
昼食費 | 1,000円 |
その他 (お土産のビール・サイクリング中の水分補給など) | 3,000円 |
総費用 | 13,070円 |
今回の自転車旅の費用はざっと上のような感じ。
新大阪〜岡山間は格安きっぷを利用することで、通常よりも4000円ほど安くなっています。
次に、岡山まで安く移動する方法を紹介します。
岡山までの移動費を安くするには
大阪〜岡山を安く移動するには、JTB・日本旅行の日帰りプランを利用しましょう。
東京〜岡山の場合は、新幹線+宿泊をセットで利用すると安くなります。
これらのプランを利用することで、普通にきっぷを買うよりも30%近く安く買うことが可能になります。
参考
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