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【乗船記】ガリンコ号乗船時の服装は?予約なしで乗れる?手順・疑問・見どころを実際に乗ってみて解説

※この記事にはプロモーションを含みます。

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この記事では、オホーツク海に浮かぶ流氷を間近で楽しめる流氷掘削船「ガリンコ号」についての情報をまとめています。

記事の主な内容は以下のとおりです。

記事の内容

・ガリンコ号の概要・料金・予約方法
【画像で解説】ガリンコ号の乗船手順
【乗船記】ガリンコ号の見どころと実際に乗ってみた様子
・ガリンコ号の船内設備について(公式HPでは分からない情報も紹介)
・乗船時に適した服装・所要時間・おすすめ座席など
・「ガリンコ号Ⅱ」と「ガリンコ号Ⅲ」の違い
・紋別の「ガリンコ号」と網走の「おーろら」の違い

・ガリンコ号のりばの設備について
・ガリンコ号の待合時間に最適な観光スポット

ま

お急ぎの方は目次を利用してください。

目次

ガリンコ号について

名称ガリンコ号
運航区間紋別沖の流氷のあるエリアを遊覧
運航時間1時間
料金ガリンコ号Ⅲ IMERU
大人:4,000円
子供:2,000円
ガリンコ号Ⅱ
大人:3,000円
子供:1,500円
時刻表公式HPの運航スケジュールに記載
のりば
窓口の場所
海洋交流館(ガリンコステーション)
備考乗船は予約優先予約について
公式HPオホーツク・ガリンコタワー株式会社

ガリンコ号は、紋別港を出港し、流氷ただようオホーツク海の中を1時間ほど周遊する観光遊覧船です。

ガリンコ号に乗船すると、流氷を海上から間近で観察することができます。

運が良いと、オジロワシなどの海鳥やアザラシなどの生き物

日の出・日没を海上から眺めることができます。

暖房が効いた船内から流氷を見ることも可能で、寒いのが苦手な方でも楽しめます

ま

以降では、ガリンコ号の乗船方法から実際に乗って分かった見どころ・事前に知っておきたいQ&Aまで様々紹介しています。

ガリンコ号の料金・予約方法

料金

ガリンコ号Ⅱ
・大人:3,000円
・小学生:1,500円

ガリンコ号Ⅲ IMERU
・大人:4,000円
・小学生:2,000円

ガリンコ号は予約制で、乗船料金は上記の通り。

予約方法は電話・WEBの2つ。WEB予約は乗船2日前まで可能です。

また、WEB予約の場合は乗船料金が10%OFFとなります

詳しい情報は、ガリンコ号の料金・予約方法については公式HPに記載されている情報が分かりやすいです。

ま

最新の運航状況・時刻表・料金が全て上記のページにて掲載されています。

ガリンコ号の乗船までの流れ

①海洋交流館にて受付

ガリンコ号の乗船手続き・乗船は、海洋交流館で行います。海洋交流館へのアクセスは「海洋交流館へのアクセスは?」にて紹介しています。

WEBや電話で予約をした方は、乗船開始の60分前から15分前までの間に受付にて乗船券の発行を行います。

予約をしていない方は、受付エリア上部にあるディスプレイの空席情報を参考に、空きがあるか確かめてみましょう。

この日はガリンコ号が最も混雑する「もんべつ流氷まつり」の日だったので、空席はなさそうでした。

②乗船待機列に並び、乗船

乗船券を発券したら出港時間の前までに乗船待機列に並び、ガリンコ号へと乗船します。

ガリンコ号Ⅱとガリンコ号Ⅲで待機列が異なっていますが、係員の方がしきりに案内をしているので間違う心配はありません。

筆者は出港時刻の30分前に列に並びましたが、すでに行列ができていました。

出港時刻の20分くらい前から乗船開始となりました。

改札は、発見された乗船券に記載のQRコードを読み込ませて行っていました。

改札を行った後は、いよいよ船へと乗船します。

筆者は進行方向右側の流氷展望所の空いているスペースに立ちました。

実際に乗ってみた様子・見どころ紹介

ここからは乗船から下船までの流れを、筆者が乗船してきたときの様子とともにしていきます。

ま

一部、別日の同時刻に出港するガリンコ号から撮影した写真も含まれています。
(写真下に「別日撮影」と記載。見どころや船内の様子を伝える目的のためです。)

【16:15】出港

ガリンコ号はほぼ定刻どおり出港しました。

出港直後は、係員の方がこちらに向かって手を振ってくれます。

乗船した日は流氷の量が非常に多く、出港してすぐに、薄いながらも流氷を見ることができました。

10分も経たないうちに、海面のほとんどが流氷で覆われた場所へとやってきました。

このときの気温は-7℃。10分も経たないうちに寒さに負けそうになりましたが、なんとか耐えながら見学してました。

ま

船の上では基本的に立ちっぱなしなので、身体がめちゃくちゃ冷えます。

出港してからおよそ15分、さきほどよりも明らかに大きな流氷が浮いているエリアまで来ました。

大きな流氷を見れたとりあえず満足&身体が寒さで悲鳴を上げていたので、いったん客室へと移動。

【客室の様子】寒いので客室へいったん退避

ちなみに客室の中の様子はこんな感じ。客室内は暖房が効いていて暖かいです。

客室内は1階から3階まで階段でつながっており、座席のデザインは異なります。

なお、空いている座席はどれも自由に座ってOKです

1Fの客室からはガラス越しではありますが、流氷を最も近くからみることができます。(上の画像)

3Fの客室は、流氷見学所の出入り口となっているため、寒さに耐えかねた人たちが頻繁に出入りしていました。

ガリンコ号では、船上から何かの生き物が見える場合、どこになにがいるのかをアナウンスしてくれます

別日撮影

客室から撮影した「オジロワシ

筆者はあまりにも身体が冷えていたので、売店でホタテスープを購入。

売店での人気商品らしく、非常に美味しかったです。

また、個人的に意外にも人気だったのが、この「アザラシくじ」。

ま

下船するときには、完売となっていました。

【見どころ①】船体前方から見る流氷を砕く様子

上の画像の左奥へと進んだ先が船体前方(別日撮影)

ホタテスープで身体が温まったところで、再度屋外の流氷見学所へ。

ガリンコ号の中で最も人気なエリアである、船体前方の流氷見学所へと移動します。

ここは常に混んでいますが、少し待っていれば移動できます

船体前方からは、ガリンコ号に備えられた巨大なドリルで、流氷を掘削する様子を見ることができます。

「流氷を砕くときに大きな音がするのかなー」と思いながら見ていたのですが、船のエンジン音の方が大きくて分かりませんでした。

「流氷を砕くときの振動も感じるのかなー」と思いましたが、船が大きいせいかやはり分かりませんでした。

ま

大きな流氷と、流氷が砕かれる姿を見て満足した筆者は、船内からクルーズを楽しみました。

1時間のクルーズ時間のうち30分ほど経過したとき、船は下の画像の場所を運航していました

流氷が容易に見られる場合、あまり遠くの沖合へは行かないそうです。

【見どころ②】天気が良いと、絶景の夕暮れを楽しめる(別日撮影)

別日撮影

夕暮れ時に出港する便は、天気が良いと写真のような絶景を楽しむことができます。

冬期は陸地側に夕日が沈みます。夕日を楽しむには陸地側の座席にいると良いでしょう

なお、ガリンコ号は運航ルートが不定のため、進行方向どちら側が陸地になるかは分かりません。

【17:15】下船

1時間のクルーズ時間のうち50分ほど経過したところで、帰港・接岸の準備をしているとのアナウンスがありました。

接岸予定の場所にも流氷が漂流していることもあり、下船が遅れる可能性があると案内がありましたが、ほぼ定刻どおりに下船が開始しました。

下船時は乗船したときと同じドア・ルートで下船します。

ま

17:15に下船しましたが、空はすっかりと真っ暗となっていました。

ガリンコ号の船内設備

基本的な設備

ガリンコ号の船内設備は「ガリンコ号Ⅱ」・「ガリンコ号Ⅲ IMERU」によって差があります。

船内の各設備については公式HPで写真付きで紹介されています。

以降では、公式HP掲載の画像からは分かりにくい、掲載していない情報について紹介しています。

ま

なお、掲載している画像は「ガリンコ号Ⅲ IMERU」のものです。

売店のメニュー

船内には売店があり、軽食やお酒、さらにはガリンコ号でしか買えないお土産などが販売されています。

なお、2024年現在では「ガリンコ号Ⅱ」では売店の営業がされていません

一部のメニューと価格はこんな感じです。

売店メニュー

【売店限定】アザラシマシュマロ:1,300円
・ガリンコ号Ⅲ IMERUのチョロQ:1,200円
【船内限定】アザラシくじ:1,000円
・網走ビールゴールデンエール:400円
・サッポロクラシック・網走ビール流氷ドラフト:350円
・おこっぺアイス:350円
・ホットコーヒー:250円
・ホタテスープ:100円
・ソフトドリンク各種:100円

アザラシくじとは、1回1,000円で引けるクジ。

クジの結果によって大小さまざまなサイズのアザラシの人形がもらえるクジのことです。

筆者はホタテスープを飲みましたが、ホタテの味がしっかりと感じられて美味しかったです。

ま

流氷見学で冷えた身体におすすめです。

流氷見学所の広さについて

ガリンコ号には、流氷を外から見ることができる流氷見学所(一般的な船で言う甲板・デッキ)が、最上階の外縁部に設置されています。

この流氷見学所は、ガリンコ号のなかで最も人が集まる場所となっており、特に出港直後は非常に混雑します。

船後方のスペースは広めになっているのですが、通路としても利用され、船側面と前方は人一人がすれ違いできるかできないほどのスペースとなっています。

ガリンコ号についてのQ&A

予約は必須?

予約は必須?

結論:基本的には予約制(予約優先)のため事前に予約しておくべき

ガリンコ号HPによると、

「当日空きがあればご予約無しで乗船いただけますが、混雑の可能性もございますので、事前にご予約いただくことをお勧めいたします」

となっています。

やんわりと書かれていますが、ストレートに言ってしまうと、「予約した人は確実に乗れるけど、予約しなかった人は満席で乗れなかったとしても仕方ありません」ってことです。

そのため、乗る予定が決まったらすぐに予約しておいたほうが良いでしょう。

予約方法はWEB・電話の2つ。WEB予約は乗船の2日前まで可能です。

公式WEBサイトから予約をすると、通常よりも10%安い価格で乗船できます。

なお、事前予約を行った場合にキャンセルをするとキャンセル料がかかる点に注意してください。
詳細:よくある質問|オホーツク・ガリンコタワー株式会社

ま

筆者はガリンコ号が最も繁盛する日(もんべつ流氷まつり当日)に乗船しましたが、当日便はすでに満席表示となっていました。

(ただ、実際には当日乗船も受け付けていたようですが…)

気温はどれくらい?服装はどうする?

ガリンコ号公式HPの「よくある質問」によると、厳冬期の気温は-15℃〜0℃となっています。

以下の服装を基本(必須)に、重ね着や貼るカイロなどを使用した服装が望ましいです。

最低限の服装

・厚手のコート
・下着・Tシャツはヒートテック
・ヒートテックのタイツ
・裏起毛のズボン
・冬用キャップ(耳もしっかりと覆えるもの)
・マフラーorネックウォーマー
・手袋
・厚手の靴下
・冬用シューズ

ま

特に下半身の寒さ対策を徹底的に行なってください。

というのも、下半身は重ね着がしにくい上に、ガリンコ号の船上ではあまり動かないため、下半身がよく冷えるんです。

筆者は気温-7℃のときに、上記の「裏起毛のズボン」ではなく、ユニクロで販売しているような一般的なジーンズを履いて行きました。
(それ以外は上記の服装です)

結果、ずっと立ちっぱなしでいると足が冷えてきて辛い…という状態になりました。(歩いたり動く場合はそこまで寒くなかったですが…)

所要時間は?

所要時間は?

結論:1時間40分〜2時間10分ほど

内訳:
受付から乗船まで:30分
クルーズ時間(出港してから帰港まで):1時間(流氷帯まで距離がある場合は最大1時間30分)
帰港から下船まで:10分

「乗船までの所要時間」・「クルーズ時間」・「下船までの所要時間」を合わせた総所要時間は上記の通り。

クルーズ時間とは、ガリンコ号が出港してから帰港するまでの時間です。

クルーズ時間は、船が出港した場所に既に流氷がある場合は1時間、流氷のあるエリアまで距離がある場合でも最大1時間30分までとなっています。

ま

所要時間は、筆者が実際に乗船したときの目安時間です。

おすすめの座席はある?

おすすめの座席は?

結論:座席ではないけど、流氷見学所(甲板・デッキ)が人気・おすすめ

定番のおすすめスポットは、流氷見学所(下の画像の、人で溢れている手すりのあるエリア)です。

流氷をガラス越しではなく、船の上から直接みることができます。

また、流氷見学所の中でも最も人気なのが、進行方向先頭側の場所です。

ここからは、ガリンコ号の前に広がる流氷群と、それを巨大なドリルで掘削しながら進む様子を見られます。

進行方向先頭側の場所は、ガリンコ号Ⅲは操舵室の前のエリアが開放されているため多くの人が立ち入ることができますが(下の画像)

ガリンコ号Ⅱは、操舵室前へは行けないため、確実に見るのは難しいかもしれません。(下の画像)

これら流氷見学所は、乗船した順に空いているスペースがどんどん埋まっていってしまいます

では、「乗船前の待機列に早めに並んでおかなきゃダメなの?」と思いますが、安心してください。

出港時に流氷見学所を確保できなくても、流氷見学所が空いてきたタイミングで客室から移動すればOK(客室との出入りは自由)です。

流氷見学所では、出港後に複数回「ベストスポットの占有は控えるように」というアナウンスがされますし、人の入れ替わりもあります。

ま

出港してしばらくすると、みなさん寒くなってスペースに空きが出てくるので問題ありません。

朝日・夕日を見るには?

ガリンコ号からみた日没
朝日・夕日を見るには

朝日:早朝に出港する便に乗る 
(※運航する日・しない日があるので事前に要チェック)

夕日:16時〜17時頃に出港する便に乗る

※出港時刻は時期によって異なります。

ガリンコ号から朝日・夕日を見るには、上記の時間帯の便を予約しましょう。

朝日が見られる便は、流氷のピークシーズンの土休日に運航されるようです。(時刻表に「サンライズ」と記載されている便)

日没を見るには、紋別市の日没の時刻を確認しておくと確実です。
>>紋別市の日の出・日没時刻

ま

予約に関して、通常の便と比べて特別な手続き等は必要ありません

「ガリンコ号Ⅱ」・「ガリンコ号Ⅲ IMERU」の違いは?どっちがいい?

ガリンコ号Ⅱは2階建て
2隻の違い

2隻の違いは?
・「ガリンコ号Ⅲ 」の方が新しく、バリアフリー化も進んでる
・「ガリンコ号Ⅲ」は3階構造、「ガリンコ号Ⅱ」は2階構造
・「ガリンコ号Ⅱ」の方が小さい分、海面との距離が近く流氷を間近で楽しめる
・「ガリンコ号Ⅲ」の方が、ドリルで流氷を砕く様子を見やすい
・「ガリンコ号Ⅲ 」の方が乗船料金が高い
「ガリンコ号Ⅱ」は2024年現在、船内の売店の営業は無し(自販機のみ)

どっちがいい?
・よほど強いこだわりが無ければどちらでもOK

流氷クルーズに使用されるガリンコ号には、「ガリンコ号Ⅱ」・「ガリンコ号Ⅲ IMERU」の2隻があります。

主な違いは「船の大きさ・性能」と「乗船料金」です。

乗船料金は具体的に下記のように異なります。

乗船料金

ガリンコ号Ⅱ
・大人:3,000円
・小学生:1,500円

ガリンコ号Ⅲ IMERU
・大人:4,000円
・小学生:2,000円

また、2024年現在「ガリンコ号Ⅱ」では売店の営業がありません。(売店の設備自体はありますが…)

「ガリンコ号Ⅱ」・「ガリンコ号Ⅲ IMERU」どっちがいい?

どっちに乗船すべき

とりあえず流氷見学が楽しめればOK
→どちらでもOK

ドリルで流氷を砕く様子を確実に見たい
→ガリンコ号Ⅲがおすすめ

売店での限定商品がほしい
→ガリンコ号Ⅲに乗船する必要あり(2024年現在)

「ガリンコ号Ⅱ」・「ガリンコ号Ⅲ IMERU」のどちらに乗るべきかという点ですが、流氷見学が楽しめればOKという方はどちらに乗船してもOKです。

2隻は出港時刻がそれぞれ異なるため、船で選ぶというよりも、スケジュールに合った便を選ぶのがおすすめです。

「ドリルで流氷を砕く様子を確実に見たい」という方は、進行方向先頭側(ドリルが着いている方)の展望スペースが広いガリンコ号Ⅲがおすすめです。

ガリンコ号Ⅲ IMERU

「売店での限定商品がほしい」という方は、2024年現在ガリンコ号Ⅱでは売店が営業していないため、ガリンコ号Ⅲに乗船する必要があります

ま

「どっちも乗船してみたい」という方は、「ガリンコ号2隻セット」というプランがおすすめです。(詳しくはHP

流氷が見られないときもある?その時はどうなる?

流氷が見られないとき

流氷が見られないこともある?
→あります。

流氷が見られないときはどうなる?
→最大1時間30分のクルーズ時間の中で、流氷のあるエリア・最も流氷に近づける場所まで運航する

ガリンコ号に乗船したものの、あまり流氷が見られなかったというケースもあります。

流氷がなかなか見られない場合、最大1時間30分のクルーズ時間で最も流氷を感じられる場所へ運航するようです。

ま

公式HPには、流氷の観測可否のほか運航状況も掲載されています。

▼流氷の観測可否・ガリンコ号の運航状況を知る▼
公式HP(運航状況・流氷の観測可否が掲載)
公式Instagram

紋別の「ガリンコ号」と網走の「おーろら」の違い

紋別の「ガリンコ号」にはドリルがついている
「ガリンコ号」と「おーろら」の違い

最大の違い
ガリンコ号:船につけられたドリルで流氷を砕きながら進む
おーろら:船の重み・剛性で流氷を砕きながら進む

オホーツク海の流氷を楽しめる船には、紋別市の「ガリンコ号」網走市の「おーろら」があります。

「ガリンコ号」と「おーろら」の最大の違いは、流氷を砕く方法です。

網走の「おーろら」にはドリルがついていない

ガリンコ号はドリルで流氷を砕くのに対し、おーろらは船の重みで船体を使って流氷を砕きます。

ま

筆者は「おーろら」には乗ったことが無いので乗り心地などの比較はできません…

ガリンコ号のりばのある「海洋交流館」へのアクセスは?

紋別市街地から、ガリンコ号のチケット発券窓口やのりばがある「海洋交流館」へは、シャトルバスの「ガリヤ号」が便利です。

「ガリヤ号」は紋別市街地にある紋別バスターミナルを始発に、紋別市内の観光施設・ホテル・お土産店を結ぶシャトルバスです。

ガリヤ号の概要

運賃・時刻表・停留所など
>>シャトルバス「ガリヤ号」|紋別市

ガリヤ号を利用することで、紋別市内の主要なホテルや観光スポットから海洋交流館へ乗換無しでアクセスすることができます。

ガリンコ号のりばのある「海洋交流館」の施設・設備

施設外観

海洋交流館の外観はこんな感じです。入口は1つのみです。

施設は広くないため、以降で紹介する各施設の場所もすぐに分かると思います。

チケットの購入・発券窓口

予約していたチケットの発券や、当日券の購入はこちらの窓口で行います。

予約していたチケットの発券は、乗船出港の1時間前から発券可能となります。

乗船口

海洋交流館の入口を入って真っ直ぐ進むと、ガリンコ号の乗船口があります。

乗船前の待機や改札はこちらのエリアで行います。

フードコート・待合エリア

ガリンコ号の出港まで時間がある場合、待合エリアでくつろげます。

画像中央の奥の方に、軽食やスイーツなどを中心に5つのテナントが入っています。

・海鮮りん食堂
・quattroガリンコ店
・たこ焼ボス
・喜多牧場
・ルルコシンプ

営業時間や主なメニュー等は海洋交流館のHPに記載されています。

ラーメン西や

名称ラーメン西や 本店
営業時間
メニュー
公式HP

待合エリアから乗船待機列を挟んだ向かい側に、紋別市民おなじみのラーメン店「ラーメン西や」があります。

ラーメンの真ん中にカニの爪がまるまる1個入った「オホーツクラーメン」など、紋別ならではのラーメンを味わうことができます。

セイコーマート

北海道のご当地コンビニのセイコーマートも入っています。

ここで購入した飲み物・食べ物は待合エリアで食べることができます。

また、マフラーや手袋なども販売していました。

ミンクの小川(お土産売り場)

海洋交流館に入ってすぐ左側に、ミンク(イタチの仲間)の毛皮や紋別のお土産を取り扱ったお店があります。

コインロッカー・トイレ

施設左奥にはコインロッカーとトイレがあります。

ま

コインロッカーに入らない荷物などは、受付にて1個200円で預かってもらうことが可能です。

海洋交流館から歩いて行ける観光スポット

オホーツクタワー

名称氷海展望塔 オホーツクタワー
住所〒094-0031
北海道紋別市海洋公園
GoogleMapで確認)
アクセス海洋交流館から「無料送迎バス」もしくは「徒歩」
営業時間10:00 ~ 17:00
(最終入館時間16:30)
入場料金展望エリア(1〜3階):無料
水族館(海底階):大人500円 子供250円
公式HPオホーツク・ガリンコタワー株式会社
【流氷スポット】オホーツクタワーの行き方・アクセスは?見どころや流氷の時期の写真も紹介

2つ目に紹介する「オホーツクタワー」は、紋別沖から約1km海に突き出した堤防の先端にある海中展望台です。

海上約38.5mの展望階からは、オホーツク海の360度のパノラマを楽しめます

さらに、有料にはなりますが海底階には水族館もあります。

ガリンコ号をWEBで予約する場合、このオホーツクタワーの有料エリア(水族館)の入場券がセットになったお得なチケットを予約することも可能です。
(詳細は公式HPにて)

ま

海洋交流館から、無料連絡バスもしくは徒歩10分ほどで行くことが可能です。

オホーツクとっかりセンター アザラシランド

名称オホーツクとっかりセンター
アザラシランド
場所〒094-0031
北海道紋別市海洋公園2
GoogleMapで確認)
アクセス海洋交流館から徒歩1分(100m)
餌やりの時間
料金・営業時間など
アザラシランド

海洋交流館から道路を挟んで向かい側に、アザラシを間近で観察できる「アザラシランド」があります。

園内では20頭近くのアザラシが飼育されており、決まった時間に飼育員による餌やりの様子を間近で見学できます。

ま

餌やり見学の最後、希望者はアザラシと記念撮影をすることもできます。

アザラシシーパラダイス

名称アザラシシーパラダイス
場所〒094-0031
北海道紋別市海洋公園2
GoogleMapで確認)
アクセス海洋交流館から徒歩2分(160m)
料金・営業時間などアザラシシーパラダイス

アザラシランドから少し離れたところに「アザラシシーパラダイス」という施設があります。

こちらではアザラシの「餌やり体験」ができます。(アザラシランドでは「餌やり見学」のみ)

ま

「餌やり体験」は先着順であるなどの注意点があります。公式HPを参考にしてください。

オホーツク流氷科学センター&道の駅紋別

名称オホーツク流氷科学センター
道の駅紋別
料金オホーツク流氷科学センター:有料(詳細
道の駅紋別:無料
場所〒094-0023
北海道紋別市元紋別11−6
GoogleMapで確認)
アクセス海洋交流館から徒歩15分(1km)
公式HPオホーツク流氷科学センター
公式HP道の駅オホーツク紋別
【絶対行くべき】オホーツク流氷科学センターのアクセス・見どころは?夏でも-20℃の世界を体感できる観光スポット

海洋交流館から1kmほど歩く必要がありますが、「オホーツ流氷科学センター」と「道の駅紋別」もおすすめです。どちらも同一の建物内にあります。

流氷科学センターには、流氷に関する展示はもちろんのこと、紋別の冬季の最低気温に近い-20℃を体験できるエリアがあります。

-20℃を体験できるエリアが充実の内容で、タオルを凍らせる実験や、割れないシャボン玉の発生装置など、大人が行っても満足できる展示内容となっています。

道の駅紋別では、紋別のお土産などを購入することが可能です。

カニの爪オブジェ

名称カニの爪オブジェ
料金無料
場所GoogleMapで確認
アクセス海洋交流館から徒歩16分(1.2km)

こちらも海洋交流館から少し距離(1.2km:16分)がありますが、紋別らしさ全開の「カニの爪オブジェ」もおすすめです。

高さ12m 幅6m 重さ7トンで、実際に近づいてみるとその迫力に驚きます。

ま

以前は流氷の時期になると海上に浮かべていたらしいです。

紋別へ行くのに知っておきたい情報

紋別空港〜紋別市街地は無料シャトルバスが利用可能

紋別空港から紋別市街地」および「紋別市街地から紋別空港」へは、無料のシャトルバスで移動できます。

紋別空港を発着する飛行機の時間に合わせて運行しているので、とても便利です。

▼乗り方などは下の記事にて紹介しています▼

【無料】紋別空港〜紋別市街地の移動は無料送迎バスが便利。乗り方や走行ルートなど

流氷の観測予想や最新の情報をチェックできるサイト

流氷は天候(とくに風向き)の影響を大きく受けるため、流氷が見える・見えないといった情報は随時変化します

以下のサイトでは、流氷の観測予想や、現在の紋別の流氷の状況をリアルタイムで確認することができます。

流氷観測に便利なサイト

10日先までの流氷予想がわかる
海氷予想図|気象庁

紋別の流氷の状況がリアルタイムで確認できる
流氷なう|Twitter(X)

過去の流氷観測期間がわかる
流氷期間情報|オホーツク流氷科学センター

紋別のおすすめ流氷観測スポット4選

こちらの記事では、紋別市内のおすすめ流氷観測スポットを4か所紹介しています。

【冬の絶景】紋別で流氷を見るならココ!おすすめスポット4か所紹介!

今回紹介した「ガリンコ号」の他にも、筆者おすすめの観測スポットが3か所あります。

ガリンコ号のように流氷を間近に見られるスポットから、遠くから一望できる眺められるスポットまで紹介しているので、是非チェックしてください。

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