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皆さんは旅行先でこんな経験をしたことはないでしょうか?
「駅から観光地まで、歩いて行くと結構距離があるなぁ…バスも通ってないし…」
「歩いて観光地巡りもいいけど、もっとアクティビティ要素も欲しいなぁ…」
こんなことを感じたあなた!「折りたたみ自転車を持って旅行」したらその悩み、解決するかもしれません!!
- おりたたみ自転車旅行のやり方
- 折りたたみ自転車を持って旅行する魅力・メリット
- 実際の旅行記
- 旅行におすすめの折りたたみ自転車7選
この記事では以上の4つの内容を通して、折りたたみ自転車を持って旅行することの魅力、そして具体的な始め方をお伝えします!
折りたたみ自転車を持って旅行するとは?
そもそも、「折りたたみ自転車を持って旅行する」と言われても具体的に想像するのが難しいかもしれません。
「折りたたみ自転車を持って旅行する」とは、「旅行先へ自分専用の折りたたみ自転車を持って行き、現地でその折りたたみ自転車に乗って観光する」という旅行スタイルのこと。
どんな折りたたみ自転車を使うのか?
旅先に持って行く折りたたみ自転車は下の画像のようなモノ。
後述しますが、持ち運びに便利なコンパクトなモデルがおすすめです。
折りたたみ自転車旅行の簡単なやり方
- 旅先まで自転車を持ち運ぶ
- 自転車で観光
- 宿泊 or 帰宅
基本的にはいつもの旅行の荷物に折りたたみ自転車が加わると思えばOK!
①「旅先まで自転車を持ち運ぶ」ですが、これは折りたたみ自転車を電車・バスで一緒に持ち運ぶ「輪行(りんこう)」という手段と、マイカーに積んで旅先まで移動するという手段の2つが主な選択肢となります。
②「自転車で観光」について、旅先に到着したら自転車を組み立て、あとは自転車旅を楽しむのみ!
③「宿泊 or 帰宅」ですが、宿泊する場合は宿泊施設に折りたたんだ自転車を持ってチェックイン。折りたたんだ状態の自転車であればほとんどの場合、宿泊施設内に持ち込むことができます。
旅行に折りたたみ自転車を持って行くメリット
交通機関の時間に縛られず、自分のペースで観光できる
旅先でほぼ必ずといっていいほどお世話になるのが、電車・バスなどの公共交通機関
旅先で「歩いて行くには遠い観光地、でもバスの本数が少ない」といったとき、とにかく時間を気にしながら観光した経験はないでしょうか?
自転車があれば、交通の便が不便な場所でも時刻表を気にすることなく、自分の行きたい観光地へ自分のペースでアクセスすることができます!
徒歩より行動範囲が広がる
マイカー旅行の場合を除き、基本的に旅先では観光地への最終的なアクセス手段は徒歩になることが多いです。
観光地の最寄り駅まで来ても、そこからは徒歩でアクセスする必要がありますし、バスの場合も同様です。
しかし、自転車であれば最終的な移動手段が「自転車」となるため、行動範囲が大幅に広がります。
歩いて行くと20分くらいの距離も、自転車であれば5分程度で到着してしまいます。
さらに、皆さんも感覚的に分かると思いますが、10分間歩き続けるのと自転車を漕ぎ続けるのとでは、後者の方が疲労具合が少ないと感じるでしょう。
このように、自転車があればより楽に、より遠くにある観光地へのアクセスが可能となります。
自転車で移動することで、道中に新たな発見がある
自転車で移動していると、道中ふと「あのお店なんのお店なんだろう?」と感じたり、ちょっとしたモノに興味を惹かれたりといったことがあります。
こんなとき、自分の気の赴くままに訪ねることができるのが自転車移動のいいところ。
実際に街を散策してみないと発見できなかったモノを体験できるという点で、自転車は非常に魅力的です。
公共交通機関で折りたたみ自転車を持ち運ぶ「輪行」ができる
「折りたたみ自転車」であれば、電車・バスなどに自転車を持ち込む「輪行(りんこう)」が容易にできます。
私が普通の自転車ではなく、「折りたたみ」自転車をおすすめする最大の理由です。
輪行をすることで、行ってみたかった街へ自転車を持ってフラッと行き、そこで自分の自転車に乗るというスタイルの旅行ができるようになります!
折りたたみ自転車で世界遺産巡りin山口県萩市
ここからは、筆者が実際に折りたたみ自転車を持って、山口県萩市にある5つの世界遺産構成資産のうち4つを巡る旅に行ってきましたので、その様子を紹介します。
JR山陰本線に折りたたみ自転車を持ち込んで、萩駅までやってきました!
今回はこの萩駅を中心に、萩にある世界遺産構成資産4つを巡る旅に出発です!
萩駅を出発してまず最初に訪れたのは、藩校「明倫館」を改装して観光施設として生まれ変わった「明倫学舎」
明倫学舎の一部エリアは有料の博物館となっているのですが、展示内容がとても充実しており90分も滞在してしまいました。
明倫学舎を見学した後は、近くにある萩城下町までサイクリング。
世界遺産構成資産の1つに指定されており、昔ながらの街並みを見物することができました。
萩城下町を見学した後は、同じく萩市街地にある松陰神社と松下村塾へ。
松下村塾は松陰神社の境内にあり、明治維新を担った人物たちが学んだ私塾
この小さな空間から明治維新の原動力が育まれたと思うと、歴史を体感している気分になれました。
松下村塾を見学した後は、萩反射炉へ。
萩反射炉は市街地から離れたところにあり、松下村塾からは3キロほど離れていますが、自転車なら10分ほどで到着してしまいます。
この反射炉は、当時反射炉の操業に成功していた佐賀藩へ見学の申入れをし、見よう見まねで建設したモノらしく、残念ながら反射炉としての役割は果たせなかったそう…
萩反射炉を見学した後は、さらに萩市の外れの方へ。恵美須ケ鼻造船所跡にやってきました。
ここも一応世界遺産なのですが、造船所「跡」ということで殺風景な場所でした笑
無事、世界遺産巡りが完了したので、再び萩市街地に戻って昼食。
この「どんどん」というお店は、萩に本店のあるうどんチェーン店で、器いっぱいに盛られたネギを好きなだけかけて食べることができます。
昼食を食べ終えた後は萩駅へと戻ってゴール!
自転車を折りたたんで列車に乗り、次なる目的地へと向かいました。
いかがでしたでしょうか?
今回、私が観光した場所を地図上に示してみましたが、5時間ほどでこれだけの場所を巡ることができました!
折りたたみ自転車を持って旅行すると、こんな風にさまざまな観光地を効率的に、そして好きなルートで巡ることができます!
折りたたみ自転車を持って旅行すると、「自由な旅行」ができる
ここまで折りたたみ自転車で旅行するメリットや実際の旅行記を紹介してきました。
皆さんももうお分かりかもしれませんが、折りたたみ自転車の旅行は「とにかく自由」なんです!
旅行先に到着したらサッと自転車を組み立てて観光地へ行き、自分の好きなタイミングで次の観光地へ。走り疲れたらカフェで一休み。駅に戻ったら自転車を折りたたんで次の目的地へ。
という風に、自分が行ってみたかった街を好きなタイミングで訪れて、好きなだけ観光し、満喫したら列車で帰るもよし次の街へ行くもよしという旅行スタイルを実現できます!
折りたたみ自転車の選び方
折りたたみ自転車の選び方の基準となる、性能を示す項目としては以下の4つ。
- タイヤのサイズ
- 変速機の段数
- 重さ
- 折りたたみサイズ「幅 × 高さ × 奥行き(cm)」
このうち、①「タイヤのサイズ」②「変速機の段数」は「何kmくらい走れるか」、「坂道でも走行しやすいか」といった走行性能に関係してきます。
①「タイヤのサイズ」
タイヤのサイズが大きいほど、バランス感のある安定した走りが可能となり、長距離走行(50km〜)に向いています。
50kmというのはあくまで個人的な目安で、走行する場所(街中なのかアップダウンのある山道を走行するのか)によっても変わってきます。
②「変速機の段数」
変速機の段数が多いほど坂道での走行がしやすくなり、街乗りだけでなくちょっとした峠越えにも対応できると言えます。
③「重さ」④「折りたたみサイズ」
③「重さ」④「折りたたみサイズ」は持ち運びのしやすさに関係してきます。
個人的な感覚として、〜10kg(女性であれば〜8kg台)のモデルが輪行するのに向いていると思います。
折りたたみサイズの「幅 × 高さ × 奥行き」とは上の画像のような感じ。
マイカーに積んで使用する場合、あまり気にしなくても良い項目です。
おすすめの折りたたみ自転車7選
筆者も愛用中の初心者におすすめ2選
まずは、折りたたみ自転車初心者にとりあえずおすすめな折りたたみ自転車を2車種紹介!
どちらも私が実際に愛用しているモデルです!
折りたたみ自転車初心者にもおすすめなのがDAHON K3(ダホンK3)
折りたたみ自転車を専門に製造している自転車メーカーDAHON(ダホン)による14インチ折りたたみ自転車です。
車輪がとても小さく非力に見えてしまいますが、3段変速を搭載しママチャリ以上の走行性能を誇ります!
重量は7.8kg(ペダル無し状態)、折りたたみ自転車の中でも最軽量クラスで女性の方でも輪行しているという方もいらっしゃいます。
折りたたんだ時のサイズは「65×59×28cm」、なんと駅のコインロッカーに入ってしまうほどのコンパクトさ!
私が一番最初に買った折りたたみ自転車で、今も愛用しています。
一度のサイクリングで50kmほど走行できる実力、そしてとにかく軽くてコンパクトでおすすめな一台!
次に紹介するのは20インチのルノー プラチナマッハ8。
皆さんご存知、車のメーカーで有名なあのルノーの自転車です。
重量は約9kg、輪行するとなるとちょっと体力が必要となりますが、マイカーに積んで使用するという方にはピッタリなモデル。
【レビュー】ルノー PLATINUM MACH 8(プラチナマッハ8) 輪行に最適な20インチ折り畳み自転車折りたたみサイズは「85×62×38cm」、このサイズになると流石にコインロッカーには収納できません。
20インチそして9段変速ということで、普段乗っている自転車と同じような感覚で乗れますし、スピードもかなり出ます。
男性であれば輪行も十分できますし、長距離(〜100km)走るのにも向いています!
少し手頃な折りたたみ自転車5選
ここまで2つの折りたたみ自転車を紹介しましたが、どちらも値段が10万円弱とそれなりのお値段。
「そこまでお金は出せない…」という方向けに、ここからは5万円、6万円台のモデルも紹介します。
- タイヤの大きさ:20インチ
- 重さ:12.2kg
- 折りたたみサイズ:89 × 64 × 34cm
- 変速機:7段変速
重量12.2kgということで輪行には不向きですが、タイヤに泥除けが標準装備。旅行だけでなく普段使いにもおすすめです。
- タイヤの大きさ:20インチ
- 重さ:12.5kg
- 折りたたみサイズ:78 × 65 × 34cm
- 変速機:7段変速
「DAHON Route」とスペックはあまり変わりませんが、細めのフレームでちょっとお洒落に見えます。
- タイヤの大きさ:20インチ
- 重さ:10.8kg
- 折りたたみサイズ:83 × 63 × 43cm
- 変速機:7段変速
ルノーの20インチ折りたたみ自転車。20インチ折りたたみ自転車としては最安クラスです!
- タイヤの大きさ:16インチ
- 重さ:8.8kg
- 折りたたみサイズ:70 × 56 × 38cm
- 変速機:7段変速
重量8.8kgで輪行もしやすく、7段変速ということで多少のアップダウンにも対応。コスパ高めな一台です!
- タイヤの大きさ:14インチ
- 重さ:6.8kg
- 折りたたみサイズ:65 × 55 × 36cm
- 変速機:なし
変速機がないので、平坦な道を走行する「街乗り」におすすめ。重量はなんと6kg台で超軽量!
より安価なモデルとして3万円台や4万円台、もしくはそれ以下のモデルがありますが、個人的にはあまりおすすめしません。
理由として、「走行性能が低い(低すぎる)」「重すぎて持ち運びに向かない」という点が挙げられます。
さあ、折りたたみ自転車を持って旅行しよう
最後まで読んでくださりありがとうございます!
折りたたみ自転車を持って旅行することの魅力が伝わったでしょうか?
↓の記事では、折りたたみ自転車での輪行のやり方を詳細に解説しています!
折りたたみ自転車を持って旅行する前にご一読くださると、旅先でもスムーズに輪行できるようになりますので是非読んで頂けたらと思います。
Instagramでは、↓のように折りたたみ自転車を持って旅行した際の様子をアップロードしています。よろしかったら合わせてご覧ください!