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【都城~志布志】国鉄志布志線の廃線跡を自転車で巡る【サイクリングコース】

※この記事にはプロモーションを含みます。

この記事では、宮崎県都城市のJR都城駅から鹿児島県志布志市のJR志布志駅までの53kmを、折りたたみ自転車の「ルノープラチナマッハ8」でサイクリングしてきた様子を紹介します。

サイコン等でも利用できるよう、走行ルートのGPXファイルも配布しておりますのでご利用ください。

ルートの基本情報

走行距離53km
獲得標高554m
走行時間3時間27分
スタート地点都城駅(宮崎県都城市)
ゴール志布志駅(鹿児島県志布志市)
レビュー
走りやすさ
 (4)
キツさ
 (3)
ルート魅力度
 (5)
おすすめ度
 (4)

今回走行したルートは宮崎県都城市の都城駅から鹿児島県志布志市の志布志駅までの53kmのルート。

都城駅から曽於市の岩川駅跡までは国道269号を進みます。交通量も少なめで自転車でも走りやすかったです。

岩川駅跡から志布志駅までは進路を南東に変え、県道や国鉄志布志線の廃線跡(後述)の道路を通ります。こちらは交通量がさらに少なく、のんびりとサイクリングできました。

「キツさ」の項目ですが、激坂のような場所はほとんどありませんでしたが、走り終わった後の疲労度をそのまま反映させました。

国鉄志布志線の廃線跡ということで、ルート沿いにはさまざまな鉄道遺産があり、とても魅力的なルートでした。

GPXファイルをダウンロード(Googleドライブ)

国鉄志布志線とは?

国鉄志布志線は1987年に廃線となった、都城駅から志布志駅を結んでいた全長38.6kmの鉄道路線です。

ま

こんな風に説明している私ですが、実は都城駅をスタートしてから岩川駅跡に到着するまで志布志線の存在を知りませんでした笑

ここからは実際に走行してきた様子を紹介します。

都城駅からスタート

10:20、都城駅をスタートです。この日は鹿児島中央駅から輪行でやってきました。

都城市街地を走る。

11:10、鹿児島県曽於(そお)市に入ります。山越えなども特になく、平坦な県境越えになりました。

岩川駅跡&弥五郎どん像

12:00曽於市街地を通過し、曽於市岩川地区に到着。

この岩川地区をサイクリング中、ちょうど視界にこの車両が目に入りました。

「まさか、ここは昔鉄道路線が通っていたんじゃないか??」と思い調べた結果、ここが国鉄志布志線の岩川駅跡だということに気づきました。

都城駅から岩川駅までの途中には「今町」・「末吉」・「岩北」という駅があり、それぞれ駅跡があるみたいですが、今回はすっ飛ばしてきてしまいました笑

場所は「曽於市立図書館大隅分館」の駐車場。

上の写真の中心にある白い枠、以前まではここに駅名標が取り付けられていたんでしょうね…

また、Googleマップを見てみると岩川駅の近くには「弥五郎どん像」というとてつもなく大きい銅像があるみたいで、気になったので行ってみました。

高さは15mあるみたいですが、実際に目の前にするとそれ以上の大きさに感じました。

ちなみにこの「弥五郎どん」、300歳生きた長寿らしいです。

「あけぼの食堂」にて昼食

13:00、弥五郎どん像からおよそ2.5km進んだところにある「あけぼの食堂」にて昼食。

本当は別のお店に行く予定でしたが、定休日だったので急遽予定変更でこのお店になりました。

日替わりランチ(¥600)を注文。この日は土曜日だったのでとんかつ定食がランチみたいです。

お昼時の一番混んでる時間帯だったので少し待ちましたが、安くてボリューム満点で美味しかったです。

あけぼの食堂

住所:〒899-8212 鹿児島県曽於市大隅町月野2310

営業時間:11:30〜14:00

定休日:木・日

大隈松山駅に到着

13:52、大隅松山駅に到着。ここからはゴールの志布志駅のある鹿児島県志布志市です。

ここはなんとホームと線路、そして駅名標が残っていました!

この写真だけみると列車が来てもおかしくないような感じがしませんか??

駅のまわりは住宅街となっており、まだ地域住民の生活感が感じられます。廃駅ですがどこか暖かさを感じる駅でした。

大隅松山駅から次の伊崎田駅までは廃線跡がそのまま道路に転用されていました。

結構立派な道路ですが、近くを県道や国道が併走しているおかげで車は全く走っていませんでした。

綺麗な景色を見つけました。

伊崎田駅に到着

14:30、伊崎田駅に到着。

志布志市有明町にある廃駅で、現在は駅舎がそのまま残っていました。

ただ、周囲に民家等は全く見当たりません。道路と林?で囲まれた場所にあり、先ほど訪れた大隅松山駅とは全く逆の状況といった感じです。

駅構内はこんな感じで、右奥には待合室がありました。(ちょっと砂埃を被ってたので入る気にならず…)

駅構内には、当時国鉄が行っていたチッキ(個人で利用できる鉄道貨物)の到着予定表が残っています。おそらく当時のものそのままで残っていて、とても貴重な物です。

改札上には時刻表がありました。今は無き寝台特急列車との接続案内なども記されています。

線路跡に自転車を停めてみました。ここは昔列車が走ってたんですよね。

個人的にびっくりしたのがトイレ!駅にはトイレが併設されているのですが、現在も水が流れました。

志布志まであと10km!

安楽駅跡…?

15:07安楽駅跡と思われる場所に到着。しかし駅跡と思われるものは全く残っておらず、食品工場があるのみでした。

場所が間違っているのでは…と思い何度も地図を確かめてみましたが、どうやらこの場所が安楽駅跡で合っているようです。

こちらのサイトではホーム跡などが確認できるのですが、ここ数年の間に撤去されてしまったみたいです。

中安楽駅跡

15:19、中安楽駅跡に到着。こちらは住宅街のど真ん中にあって、ちょっとした公園となっていました。

それにしても志布志線の廃駅は住宅地の真ん中にあったり、周りに何もない場所にあったりと思白いものです。

ちょうどこの中安楽駅跡で、都城方面へ私と同じく自転車で廃線巡りをされる方に出会いました。このときすでに時刻は15時をまわっていたので、無事に都城駅に到着できたのかが気になります。

さて、ここまで来たら終点の志布志駅を目指すのみです。

ゴールの志布志駅に到着

15:30、国鉄志布志線の終点でもあり今回のゴールでもある志布志駅に到着。

志布志駅前は交通公園となっており、国鉄一般色のキハ52系の展示がされていました。

さらに時間があったので、志布志市役所本町にある有名な看板を見に行ってきました。

この後、JR日南線に乗って宮崎へと向かいました。

最後までご覧くださりありがとうございました!!

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