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おりたたみ自転車でも走破できそうな石垣島のサイクリングコースが知りたい
ということで、今回は「石垣島ハーフライド」の紹介をしていきます。
実際に筆者が14インチおりたたみ自転車の「dahon k3」で走行してきた内容をもとにまとめています。
この記事では、以下のような内容で
- 石垣島を西半分一周するサイクリングコースの全体像
- ルート沿いの観光スポット
- 実際に走行してきた様子
- 石垣島サイクリングの注意点
- 石垣島へおりたたみ自転車を持っていく方法
次のような方におすすめな記事になっています。
- おりたたみ自転車でもOKな石垣島のサイクリングコースを探している方
- 石垣島でのサイクリングを計画中の方

コース概要
スタート地点 | 石垣市街地 |
コース全長 | 70km |
獲得標高 | 600m |
走行時間 | 5時間11分 |
所要時間 | 9時間36分 |
スタート地点は石垣島の中心市街地。
そこから唐人墓・名蔵(なぐら)アンパル・屋良部(やらぶ)岳・川平湾の順に、石垣島の西半分を時計回りに一周するルートです。
スタートからゴールまでの走行時間は5時間11分。走行時間に加え、観光・食事に費やした時間などを含めた所要時間は9時間36分でした。
レビュー

独断によるおすすめ度は★5!!

走行ルートのほぼ全区間が舗装されており、交通量も非常に少ないため、自転車でも走りやすいです。

しかし、自転車で走行する際に気をつけておきたいエリアが2箇所ありました。
1箇所目は、石垣市立崎枝小中学校〜屋良部岳山頂の区間です。この区間は坂がキツく、さらに路面の凹凸も激しかったため、押し歩くことを推奨します↓

2箇所目は於茂登(おもと)トンネルです↓

この於茂登トンネルは全長1.2kmと長く、歩道もありません。
路面は小径車だと少しだけハンドルがとられるような感じになっていました。
交通量はあまり多くないため、ライトをしっかりと点灯してゆっくり走行するようにしましょう。

このコースで一番キツイと思われる区間は、川平湾〜米原ビーチの区間です。
約10kmにわたって勾配率5%ほどの起伏が連続します。

人によっては、「この程度の起伏だったら余裕だろう」と感じるかもしれませんが油断禁物!!
この区間には常時営業しているようなスーパーマーケット等が一切なく、補給食が購入できません↓(自販機は少しですがあります)

そのため、石垣市街地でしっかりと補給食やドリンクを準備してから出発しましょう。
また、急勾配の坂(勾配率10%以上)が一部区間(石垣市立崎枝小中学校〜屋良部岳登山道入り口)にあります。
しかし、交通量がほとんどないため押し歩いて進めば問題ありません。

石垣島の一大観光スポットである「川平湾」や「屋良部岳」など、石垣島西部の観光スポットを全てめぐることができるコースになっています。
ルート沿いの観光スポット
ここからは今回紹介したルート沿いにある観光スポットを紹介します。
- ①やいま村:☆☆
- ②一本マングローブ:☆☆☆
- ③屋良部岳:☆☆☆
- ④川平湾:☆☆☆
- ⑤米原ビーチ:☆☆
- ⑥米子焼工房シーサー農園:☆☆
☆の数はおすすめ度(☆3つが最高)
「一本マングローブ」・「屋良部岳」・「川平湾」・「米子焼工房シーサー農園」は、サイクリングをしながら実際に訪れた観光スポットです。

それぞれの観光スポットの見どころを紹介していきます!
やいま村:おすすめ度☆☆

やいま村は、昔ながらの八重山諸島の風景を再現したテーマパーク。
園内には「リスザルの森」というエリアがあり、飼育されているリスザルの群れを間近で見ることができます。

それ以外にも、「名蔵アンパル」と呼ばれるマングローブ林の中を散策できる遊歩道があったりと、見どころの多い観光スポットです。
一本マングローブ:おすすめ度☆☆☆

一本マングローブは、名前の通りたった1本でポツンと生えているマングローブ。
スタート地点からおよそ12kmほど進んだところにあります。
今回紹介しているルートからでも見ることができますので、ぜひ行ってみてください!
屋良部岳:おすすめ度:☆☆☆

屋良部岳は、石垣島の西端にある標高217mの山です。
今回紹介したコースには、屋良部岳山頂への登山道入り口も含んでいます。
登山道入り口から山頂へは5〜10分ほどで登ることができます。
画像は山頂の風景で、空中に突き出した巨大な岩から石垣島の大自然を一望できます。

山頂の岩の上からはこんな写真を撮ってもらうことも可能です。

写真内の人物は私です
川平湾:おすすめ度:☆☆☆

川平湾は石垣島を代表する超有名観光スポット。
展望台からは上の画像のような風景を望むことができます。
また、グラスボート(予約不要)にも乗船可能です。グラスボートは、30分ほど湾内を案内してもらいながら、川平湾に棲む生き物の姿を見ることができます。

こんな風に、グラスボートからはサンゴ礁やイソギンチャク、それらに群がる色とりどりの魚たちが見られます。
米原ビーチ:おすすめ度:☆☆

米原(よねはら)ビーチは、石垣島北部にある海水浴が楽しめるビーチです。
自転車に乗っているので海水浴は難しいですが、海辺でのんびりしたいという方にはおすすめのスポットです。
米子焼工房シーサー農園:おすすめ度☆☆

「米子(よねこ)焼工房シーサー農園」は、米原ビーチからすぐのところにあります。
「米子焼工房」という窯元が所持している庭園に、色鮮やかで様々な姿形をしたシーサーがおかれており、色鮮やかなフォトスポットになっています。
入園料は無料。自転車を置いて記念撮影することもできました。
実際に走行した様子

ここからは実際に、dahon k3で走行してきたときの様子を紹介します。
9:20 石垣市街地をスタート!

市街地にある宿泊施設からスタート。
石垣島は市街地の交通量は多いですが、市街地を抜けると交通量は一気に減少します。↓

市街地から6km走行すると、琉球観音崎灯台と唐人墓がありました↓

10:50 一本マングローブに到着

石垣市街地から走ること12km、一本マングローブのある名蔵湾に到着。上の画像の右端に小さく見えている木が一本マングローブです。
砂浜にて撮影した写真がこちら↓

一本マングローブを見たあとは、屋良部岳の登山道に向けて走行していきます
しばらくは左手に名蔵湾を眺めながらのサイクリングです↓

屋良部岳登山道へ至る道へは、石垣市立崎枝小中学校前の道路が目印になります↓

登山道への道は坂がキツく、路面もあまり良くないため押し歩きました↓

登山道入り口まで20分ほど押し歩き、登山道入り口に到着↓

ここから屋良部岳山頂へはこんな感じの道を10分ほど歩くことで到着します↓

12:00 屋良部岳山頂に到着

正午に屋良部岳山頂へ到着。とっても眺めのいい場所で、右側は名蔵湾、左奥には川平湾が見えます。
とても贅沢な風景だったので30分ほど滞在していました。
屋良部岳を下山し、補給食を食べてから次なる目的地の川平湾へ↓

13:50 川平湾に到着

13:50、川平湾に到着。石垣市街地からは30kmほどです。
透明度がとても高く、船が宙に浮いているように見えました↓


このときはグラスボートに乗船しませんでした。
川平湾からさらに4kmほど走行し川平石崎展望所へ↓

ここは穴場の観光スポットらしく、人には全く出会いませんでした。
川平石崎展望所を見たあとは、緩やかな起伏が続く道を12kmほど走行↓

疲れたので補給食を食べたかったのですが、手持ちの補給食がなく、購入できる場所も臨時休業だったのでヘトヘトになりながら自転車を漕いでました。
16:00 米子焼工房シーサー農園に到着

16:00、米子焼工房シーサー農園に到着。石垣市街地からは48kmほどです。
園内にはシーサー?らしきものがたくさんありました↓

17:00 於茂登トンネルを通って石垣市街地へ
17:00、石垣島の北岸と中心市街地のある南部を結ぶ於茂登トンネルへやってきました。石垣市街地からは53kmほど走ったところです↓

於茂登トンネルの内部はこんな感じ↓(画質悪くてごめんなさい)

ちょっと分かりにくいですが、路面が縦方向にギザギザしており、少し走行しにくかったです。
於茂登トンネルを抜け、残すはゴールの石垣市街地を目指すのみ。
トンネルを抜けると石垣市街地へは基本的に下り坂になります。


道中、屋良部岳で知り合った人と偶然の再会を果たし、10分ほど世間話に花を咲かせていました。
18:30 ゴール!

18:30、スタート地点からおよそ70km走行し、石垣市街地へ戻ってきました。
画像はサザンゲートブリッジからの夕日です。

3月中旬なのに、日没が遅い!さすが石垣島!!
石垣島をサイクリングして分かった注意点
ここからは石垣島をサイクリングして分かった注意点を3つほど紹介
日焼け止め・アームカバーは必須

石垣島サイクリングを行ったのは3月でしたが、めちゃくちゃ日焼けしました。

上の画像は、3週間ほど石垣島で自転車に乗りながら生活した結果です。
可能な範囲で肌を覆い、それが難しい場所は日焼け止めを塗るのがおすすめです。
補給食・ドリンクは石垣市街地で買っておくべし

先程も紹介しましたが、石垣島の北部にはスーパーマーケットやドラッグストアなどは一切ありません。
小さな商店はありますが、Google Mapでは営業中となっていても、実際に行ってみると臨時休業だったということもありました↓

フェイスカバーも必須

自転車を乗る方ならすぐに分かるはずですが、夕方になると蚊柱が大量発生し、顔面に小さな虫がぶつかってきます。

石垣島は年中温暖ですので、必ず持っていくようにしましょう。
石垣島へ自転車を持っていくには?

私はLCCのピーチを利用して石垣島へとおりたたみ自転車を持っていきました。


上の記事では、実際に飛行機輪行したときの様子をもとに、おりたたみ自転車での飛行機輪行のやり方をまとめています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は石垣島の主要な観光スポットを巡りながら、西半分を一周するサイクリングコースの紹介でした。

石垣島サイクリングの参考になれば幸いです。

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