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初めての飛行機での輪行!電車での輪行と違って難易度が高そう…
この記事では、おりたたみ自転車で飛行機輪行を計画している方に向けて
- おりたたみ自転車で飛行機輪行は可能か?
- おりたたみ自転車で飛行機輪行する際に押さえておくポイント5つ
- おりたたみ自転車での飛行機輪行の全体的な流れとやり方(実例を交えて)
以上のような内容を紹介しています。
この記事を読むことで、おりたたみ自転車で飛行機輪行をすることができ、おりたたみ自転車を持っていける場所がグッと広がるようになります。
おりたたみ自転車で飛行機輪行は可能か?
結論から先に言うと、おりたたみ自転車で飛行機輪行をすることは可能です。
しかし、実際に飛行機輪行をするとなると、以下のような不安な点や疑問点があるはずです。
- おりたたみ自転車を運ぶのに追加料金はかかる?
- 破損はしない?梱包はすべき?
- 飛行機に持ち込むためにやっておくべきことは?
- 持ち込みに制限のある自転車用品はある?
- 預けた自転車の受け取り方は?
そこで、これらの5つの疑問点を解決したあと、実際に飛行機輪行した際の流れ・やり方を徹底的に紹介していきます。
おりたたみ自転車を飛行機に持ち込むのに追加料金はかかる?
国内線の場合、どの航空会社を利用するかによって異なりますが、基本的に追加料金は不要です。
それぞれの航空会社によって「輪行袋等に収納したときの長辺が1m以内かつ重量が20kg以内の場合は無料」というような細かなルールはあります。
しかし、おりたたみ自転車の場合は、基本的にルールに収まるので問題ありません。
ここで注意しておきたいのが、預けたおりたたみ自転車は「預け手荷物」として扱われる点です。
例えば、「預け手荷物1個まで無料」というルールが定められているとき、自転車とスーツケースの合計2点を預ける場合は、どちらかに追加料金がかかるということです。
破損はしない?梱包はすべき?
飛行機輪行となると一番気になるのが、輸送中に破損しないかという点
輸送中の自転車の故障について、航空会社は基本的に一切保証をしてくれないケースがほとんどです。
SNSや他のブログなどを参考にすると、スポークが折れていたという投稿や、フレームに傷がついていたという投稿が見られました。
不安な方はリアディレイラーやチェーンなどを緩衝シートやプチプチなどで覆うなどの最低限の対策はしたほうが良いです。
私は特に梱包等はせず、おりたたんだ状態そのままで輪行袋に収納し運んでもらいましたが、特に故障等はありませんでした。
飛行機に持ち込むためにやっておくべきことはある?
基本的に、自転車をおりたたんだ状態で輪行袋に収納しておけば運んでもらえます。
これに加え、利用する航空会社によって独自のルールが定められている場合があります。
例えばピーチの場合
「ペダルが取り外された状態にしておくこと」
「自転車の空気をあらかじめ少し抜いておくこと」
といったルールが追加されています。
しかし、実際にこれらの独自のルールを満たしていないと運んでもらえないかというと微妙です。
というのも、実際に私がピーチで飛行機輪行したときの話ですが、上記のような追加ルールは口頭で確認されただけで、実際に目視でチェックはされてません。
持ち込みに制限のある自転車用品は?
輪行するとなると、工具やライト等の自転車用品も一緒に持っていきますが、品目によっては持ち込み制限があります。
これらの用品は以下のように持ち込み方法に制限があります。
品目 | 持ち込み方法 |
---|---|
自転車ライト (リチウム電池を搭載したもの) | 機内持ち込み |
工具(レンチ・ドライバーなど) | 預け手荷物(自転車と一緒に輪行袋へ) |
自転車タイヤ用修理ボンベ | 50ml以下で4本まで |
パンク修理用接着剤(液体式) | 持ち込み不可 |
これらは危険物法令等によって決められているため、どの航空会社を利用しても同様のルールが適用されます。
空港到着後の自転車の受け取り方は?
空港に到着後の自転車の受け取り方ですが、以下の2つのどちらかになります。
- ベルトコンベアーで流れてくるのを各自回収
- 空港職員から手渡しで受け取る
どちらの受け取り方になるかは自分で選択できず、使用する空港・路線によって決まります。
1つ目の受け取り方は、ベルトコンベアーに流れてやってくるのを各自で回収する方法です。
2つ目はの受け取り方は、空港職員の方から手渡しで受け取る方法です。
ベルトコンベアーのある手荷物受け取りエリアで待っていると、「自転車をお預けの方はこちらへ〜」といった案内があります。
案内された場所にて、直接受け取りましょう。
いずれにせよ、手荷物受取エリアで待っていればOKです
私の自転車の場合は、空港職員による手渡しによって受け取りました。
飛行機輪行の全体的な流れとやり方(ピーチを利用して)
ここからは実際に、関西空港から新石垣空港へピーチを利用して14インチおりたたみ自転車の「dahon k3」を飛行機輪行した際の様子を紹介します。
自転車を持って搭乗手続きを済ます
まずはおりたたみ自転車を持って空港へ関西空港駅へ
関西空港へは鉄道を利用して輪行してきました。
関西空港は第一ターミナルと第二ターミナルがあり、ピーチ等のLCC国内線のりばは第二ターミナルにあります。
第二ターミナルへは無料の連絡バスに乗ってアクセスする必要があります。
第二ターミナルへはバスで3分ほど。入ってすぐのところにチェックイン機があるのでチェックイン
自転車を預ける
搭乗手続きを済ませたら、おりたたみ自転車をカウンターで預けます。
手荷物預けカウンターでは、以下のような順番で預ける自転車の確認が行われました。
- 自転車の重量・サイズ(実測)
- ペダルが取り外されているか?タイヤの空気が少し抜かれているか?(口頭でチェックのみ)
- 輸送中の自転車の破損は補償されないという点に同意するかどうか
このときまでに、破損対策の梱包や自転車のライトの取り外しなどを済ませておきましょう。
保安検査〜搭乗〜新石垣空港へ到着
自転車を預けたら、あとはいつも通り保安検査を通過し飛行機に搭乗すればOKです。
石垣空港に到着後、Peachの親会社であるANAの職員の方が荷物を飛行機から降ろしていました。
復路は関西空港で降りましたが、その際もANAの職員の方が行っていました。
Peachの場合、荷物の搬入・搬出はANAが行っているようです。そのため、荷物の取り扱いもしっかりしていると考えられます。
自転車を受け取る
目的地の空港に到着後、手荷物受け取りエリアで自分のおりたたみ自転車を受け取りましょう。
自転車の受け取り方はさきほど説明したとおり、2つの方法があります。
私が利用した路線・空港(ピーチで関西空港〜石垣空港を往復)ではどちらも空港職員による手渡しでした。
自転車は無事か・・・?
さて、気になるのが自転車に破損等が見られないかという点。
石垣空港到着後に組み立ててみた状態はこちら↓
前輪付近↓
後輪・リアディレイラー付近↓
飛行機輪行する以前にできた傷はありますが、今回の飛行機輪行によって新たな傷や故障等はとくに見られませんでした。
おりたたみ自転車で飛行機輪行するときのやり方・注意点まとめ
- 自転車を運ぶための追加料金は基本的に不要
- タイヤやリアディレイラー等の足回りは梱包したほうが良い
- 自転車を預けるには、輪行袋に自転車を収納は必須!追加ルールも要チェック!
- 自転車用品の持ち込み制限も要チェック!
- 自転車の受け取りはベルトコンベアーで各自回収 or 空港職員による手渡し(どちらも手荷物受取場で待っていればOK)
今回はピーチを利用した例をもとに紹介しましたが、細かなルール等は利用する航空会社によって若干違いがあるので、ご自身で一度ご確認いただけたらと思います。
これらのポイントをしっかりと確認して、皆さんの飛行機輪行がスムーズに進んだら幸いです。