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利尻島へフェリーで行くにはどうすればいい?予約とか必要?
今回はこんな疑問に応えるべく、以下のような情報をまとめました。
- 利尻島行きフェリーの乗り場
- 利尻島へ行くフェリーの時刻表・運賃
- フェリーに乗るには予約は必要?乗船券はどうやって買える?
- 乗船前に知っておきたい情報
- 自転車を持ち込むには?
- 実際に乗船したときの様子・乗船手順
- 利尻島の宿を予約する際の注意店
筆者が実際にフェリーに乗船した経験をもとにまとめています。
この記事を読んで、利尻島へ行くフェリーの乗船方法などを把握していただけたら幸いです。
稚内〜利尻島のフェリーの基本的な情報
稚内・利尻島のそれぞれどこを結んでいる?
利尻昆布や利尻富士などで有名な利尻島へは、稚内からフェリーを利用して行くことができます。
下記の2地点をフェリーが結んでいます。
稚内側のフェリー乗り場:稚内フェリーターミナル
利尻島側のフェリー乗り場:鴛泊(おしどまり)港フェリーターミナル
次に、フェリーの乗り方について詳しく紹介していきます。
利尻島へ行くフェリー乗り場の場所・アクセスは?
名称 | 稚内フェリーターミナル |
住所 | 〒097-0023 北海道稚内市開運2丁目 (GoogleMapで確認) |
アクセス | ①稚内駅から徒歩12分 ②稚内駅からタクシー2分(¥610) |
設備 | トイレ:◯ 売店:◯ コインロッカー:◯ |
HP | ハートランドフェリー |
利尻島へ向かうフェリーは、稚内フェリーターミナルから乗船可能です。
稚内駅から稚内フェリーターミナルのルートは以下の通り
バスはありません。徒歩が厳しい場合は、タクシーを利用しましょう。
稚内〜利尻島のフェリーの料金は?
1等ラウンジ 1等アイランドビューシート | 5,290円 |
1等和室 | 4,630円 |
2等指定席 | 3,320円 |
2等自由席 | 2,660円 |
その他、自動車・バイク・大きな手荷物などを預ける場合は追加で料金が発生します。(詳しくはこちら)
稚内〜利尻島の片道のフェリー運賃は、上の表のとおりです。
座席の種類はさまざまありますが、移動できればOKという方は2等自由席で十分です。
実際に、乗客の多くが2等自由席を利用します。
稚内〜利尻島の時刻表は?
こちらからご確認ください。
フェリーの運行本数・時刻表は時期により変動します。
乗船に予約は必要?
徒歩で乗船する場合
→不要(1等席・2等指定席を利用する場合、事前予約が可能です)
自動車で乗船する場合
→予約したほうがよい(乗船当日、空きが無いと運送不可になるため)
バイク・自転車で乗船する場合
→予約不要(乗船当日に先着順で受付となります)
稚内〜利尻島のフェリーを利用するにあたり、自動車で乗船する場合を除き乗船予約は基本的に不要です。
バイク・自転車の積載予約は不可です。乗船当日に先着順で受付となります。
その他、予約に関する情報は「よくあるご質問」を参考にしてください。
乗船券を買う方法は?
①各フェリーターミナル内の自動券売機
・【2等自由席】大人(中学生以上)・小人(小学生)の乗船券が購入可能
→支払いは現金・クレジットカードのみ
②各フェリーターミナル内の窓口
・各種乗船券(1等席・2等指定席などの乗船券)
・車・自転車・バイクの乗船券
・各種割引を適用させる場合など
乗船券は各フェリーターミナル内に設置されている、①自動券売機・②窓口にて購入可能です。
2等自由席に徒歩で乗船予定の方は、①自動券売機で簡単に購入可能。
2等自由席以外の座席を利用予定の方、自動車等で乗船される方は、②窓口で乗船券を購入しましょう。
上の画像は、稚内フェリーターミナルのものです。
フェリー乗船前にチェックしておきたい情報
船酔いする?対策法はある?
稚内〜利尻島を結ぶフェリーですが、乗り物酔いしやすい方はほぼ確実に酔います。
乗り物酔いに強い筆者でも酔いました(笑)
そこで、船酔いの対策法を簡単に紹介します。
船酔いの対策法は主に2つあります。
- 酔い止め薬を服用する
- 乗船中は横になって過ごす
1つ目は定番ですが、酔い止め薬を服用する方法です。
なお、酔い止め薬は稚内〜利尻航路のフェリーターミナルでは販売していません。
(稚内フェリーターミナルでのみ、医薬部外品の酔い止めドロップを販売中とのこと)
事前に購入しておきましょう。
2つ目は、「乗船中は横になって過ごす」です。
稚内〜利尻島を結ぶフェリーには、画像のように、ざこ寝ができる座席が設置されています。(2等自由席でも利用可)
ここでゴロンと横になると、船酔いを大幅に防ぐことができます。
どうしても船酔いしやすい方、酔い止め薬を忘れた方におすすめの方法です。
筆者も横になったことで、だいぶ楽になりました。
自転車を持ち込む場合は?
自転車を持ち込む場合、輪行袋に収納するかしないかで、料金や受付方法が変わってきます。
輪行袋に入れて持ち運ぶ場合
・追加料金不要、乗船方法も徒歩客と一緒
・乗船手続きは30分〜40分前まで
組み立てた状態で持ち運ぶ場合
・乗船券の他に、1,740円の特殊手荷物運賃が必要
・自転車の受付は先着順(窓口で受付)
・乗船手続きは出港40分前まで
輪行袋に収納して船内に持ち込む場合、追加料金は不要です。
乗船時、船員の方から自転車を置く場所を指定されますので、指示に従いましょう。
下船についても、徒歩客と同じタイミング・方法となります。
輪行袋に収納せず、そのままの状態で持ち運ぶ場合、乗船券の他に追加料金が必要となります。
自転車の持ち込み方・乗下船の方法は都度案内されます。
なお、「実際に稚内から利尻島へ行ってみた様子」では、輪行袋に収納して運んだときの詳しい様子を紹介しています。
フェリーの設備は?(サイプリア宗谷号を例に)
ここでは、稚内〜利尻島航路を運航する船の設備について紹介します。
稚内〜利尻島を結ぶメインの船である、「サイプリア宗谷号」の設備を例に紹介します。
なお、時期・時刻によってはサイプリア宗谷号以外で運航されることもあります。
上の画像は2等イス席。座り心地も悪くありません。
下の画像は2等室。こちらはカーペットが敷かれただけですが、ゴロンと寝転がることができます。
甲板に設けられているのが甲板ベンチ席。景色と風を感じることができる座席です。
どの座席も移動は自由です。
自販機で販売されている価格は、通常よりも10円〜20円ほど高めでした。
売店では、飴やスナックなどを中心に販売していました。
サイプリア宗谷号には、1F甲板と2Fに喫煙所が設けられています。
1F甲板の喫煙所は誰でも利用可能、2Fは1等席以上の乗客のみ利用可能です。
トイレは船内に2ヶ所あり、どちらも清潔でした。
【実例】実際に稚内から利尻島へ行ってみた様子
ここからは実際に、筆者がフェリーを利用して利尻島へ行ってきたときの様子を紹介します。
乗船券を購入するところから紹介しています。乗船手順の参考にしてください。
【6:20】稚内フェリーターミナル到着・乗船券購入
筆者が乗船したのは2023年9月7日。稚内港を朝7:15に出港するフェリーに乗りに来ました。
出港の1時間ほど前にフェリーターミナルに到着。
筆者は、おりたたみ自転車を輪行袋に収納して利尻島へ行きます。先程紹介しましたが、輪行袋に収納する場合、乗船方法は徒歩客と全く一緒です。
フェリーターミナルに入ると、自動券売機(左手前)と受付(右奥)が並んでいます。券売機では、2等自由席の乗船券のみ購入できます。
筆者は2等自由席を利用するので、券売機で購入しました。
ピントがあっていませんが、乗船人数と乗船区間を選択するだけでOKです。
稚内〜利尻島の往復乗船券を購入しました。
往復ともに有効期間は14日間だそうです。
【6:30〜7:00】2F待合室にて乗船を待つ
乗船券を購入後は、荷物検査や受付等は必要なく、2Fの待合室にて乗船案内されるのを待ちます。
待合室には自販機やトイレなど、必要最低限の設備が整っていました。
↓待合室近くにあった白い恋人の広告
白い恋人のパッケージデザインは、利尻富士をモチーフになっているそうです。
【7:00】出港15分前に乗船開始
車やバイクなどを持ち込まない乗客は、出港15分前から乗船が可能となりました。
あまり詳しくは覚えていませんが、車やバイクを運ぶ方は、それよりも早く乗船案内がされていました。
乗船時に乗船券の確認が行われますので、事前に乗船券を用意しておきましょう。
乗船券の確認後、ボーディングブリッジを利用して船内へと進みます。
船内に入ると、船員の方が簡単な案内をしています。
筆者が一緒に持ち込んだおりたたみ自転車は、係員の指示のもと、船室の隅っこの方にあるスペースに置くよう指示されました。
【7:15〜9:00】出港・船内にて寝て過ごす
朝7:15、定刻通り稚内フェリーターミナルを出港しました。
稚内〜利尻島の乗船時間は1時間40分。定刻通りであれば8:55に利尻島の鴛泊港に到着予定です。
最初は船内の写真を撮ってましたが、出港して直ぐに船酔いし始めたので、2等室で常に寝て過ごしました。
2等室(上)と、そこで寝転がったときに広がる天井(下)
この日は海上の時化が酷いというアナウンスがあり、船内は通常よりも大きく揺れたようです。
また、基本的に、船内ではインターネットがつながるようです。(参考:よくあるご質問|ハートランドフェリー)
筆者は寝てしまっていたので完全には確認できませんでしたが、起きている間は確かにインターネットが使用できました。
そうこうしている間に、約1時間40分の航海を終え、利尻島鴛泊港までやってきました。
【9:00】利尻島に到着・下船
大きな遅延などなく、利尻島の鴛泊港に到着しました。
下船準備が整うと、最初に車・バイクを持った乗客から先に下船案内が開始します。
その後、しばらくすると徒歩客の下船案内が開始されます。
下船準備が整ってから下船までは、およそ10分ほどでした。
この日は、強風の影響だったか原因は忘れてしまいましたが、船から地上に直接タラップを落として下船するという流れになりました。
通常であれば、上の画像の右端に映る搭乗・下船口を利用して下船するようです。
下船後は、そのまま解散という流れになります。
筆者はこの後、自転車で利尻島を一周してきました。
【注意】利尻島の宿泊施設は場所を要チェック
利尻島は観光資源豊富な島のため、宿泊施設が複数あります。
しかし、注意しておきたいのは宿泊施設の場所です。
利尻島の宿泊施設は2つのエリアに集中しており、それぞれ空港・フェリー乗り場からの距離が違います。
- 利尻富士町鴛泊エリア
(利尻空港、稚内・礼文島行きフェリー乗り場の近く) - 利尻町沓形エリア
(礼文島行きフェリー乗り場の近く※一部便のみ)
したがって、利尻島を去るときに、
利尻空港や稚内行きのフェリーを利用予定なら
→「利尻富士町鴛泊」周辺にある宿泊施設の利用をおすすめ
礼文島行きのフェリーを利用予定なら
→時刻表を確認の上、「利尻富士町鴛泊」or「利尻町沓形」どちらかを決定する
ということになります。
また、宿泊施設によっては、港・空港までの送迎サービスを提供しているところもあります。
宿泊予約の際は、その点も含めて宿を探しましょう。
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利尻島の観光情報はこちらをチェック
当サイトでは、利尻島の観光スポット情報も発信中です。
こちらの記事では、利尻島の観光スポットはもちろん、移動手段や宿泊施設なども紹介しています。
【必見】利尻島の観光スポット10選!利尻島への行き方・ホテル・移動手段なども徹底的に紹介!!あわせてご覧ください。
【さいごに】北海道をおトクに旅する情報発信中
この記事では、稚内〜利尻島を結ぶフェリーの乗船方法等について紹介しました。
当サイトでは、北海道の観光情報とお得に旅する情報を随時発信中です。
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